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受刑者カルテ偽造容疑 横浜刑務所の医務部長ら2人を書類送検

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 横浜刑務所などは12日、出所した受刑者の診療録の情報公開請求を受けた際、偽造して提出したとして、男性医務部長(59)と医務部衛生係長の男性副看守長(45)を公文書偽造・同行使の疑いで書類送検し、それぞれ停職2カ月と減給100分の20(4カ月)の懲戒処分としたと発表した。

 同刑務所によると、男性看守部長(38)が2009年2月17日、診療録の保存期間が10年間にもかかわらず、1999年から2004年に出所した受刑者の診療録約3600人分を廃棄文書としてまとめ、翌18日に副看守長が誤って廃棄。副看守長が医務部長に誤廃棄を報告したが、そのまま放置した。

 今年4月ごろ、02年から06年に出所した受刑者5人分の診療録が情報公開法に基づき開示請求された際、医務部長と副看守長は誤廃棄を隠すため、02〜04年の3人分の診療録を収容中の受刑者のカルテの表紙を差し替える方法で偽造し、情報開示請求の担当者に提出したという。

 横浜刑務所などによると、副看守長は09年、保存期間を10年と定められているのに04年以前に出所した元受刑者のカルテを誤って廃棄し、これを知った医務部長も所長に報告を怠った。廃棄分の情報公開を求められて偽造を考えたといい、2人とも容疑を認めている。同所は男性看守部長を訓告、また虚偽の監査結果報告書を作成したなどとして、別の男性副看守長(50)を戒告の懲戒処分とした。

 伊藤譲二所長は「矯正行政への信頼を損ね、深くおわび申し上げます。職員への指導の徹底を図り、信頼回復に努める」とした。































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