JR東日本によると、停電のため燕三条―新潟駅間の上下線で運転を見合わせていた上越新幹線は9日午後4時20分ごろ、運転を再開した。
上越新幹線は同日午前7時40分ごろ、燕三条―新潟駅間で停電が発生。越後湯沢発新潟行きの新幹線下り線「Maxとき481号」が駅間に立ち往生した。現場周辺には建物がなく、強い風と雪が吹きつけた。列車内に54人の乗客が乗っていたため、午前10時20分までに別の列車で燕三条駅、さらに新潟駅へ振り替え輸送した。
復旧作業のため上越新幹線は燕三条―新潟駅間の上下線で約9時間にわたって運転が見合わせとなり、東京―新潟の区間で33本が運休、18本に遅れがでて、約2万5千人に影響が出た。