空前の子役ブームが巻き起こっている芸能界のみならず、さまざまな分野で活躍する天才少年&少女とその家族を取材し、一体どんな育て方をしているのかを解き明かす特別番組『天才の育て方TV〜あなたの子ども天才になっちゃうかもスペシャル〜』(1月4日 後1:55〜3:10 フジテレビ系)が放送される。司会を務めるのは一児の父であるタレントの劇団ひとりと、新婚のフリーアナウンサー・高島彩。このほど都内のスタジオで行われた収録を終えて、高島は「親御さんが、真摯に真正面から、時間をかけて子供と向き合っている姿に感動しました。その愛をお子さんも感じているのだと思います」と、天才の育て方に興味津々な様子だった。
同番組には、10歳の天才ジャズピアニスト、9歳の天才落語少年、3歳にして国際コンクールを制した12歳の書道家、史上最年少漢検一級のスーパーキッズ、プロもうならせる包丁さばきを見せる10歳の天才料理人など、びっくりするような天才少年&少女が続々登場。「一体どんな育て方をすれば、あんな子供に育つの?」という素朴な疑問に答えるべく、各家庭に潜入し、それぞれの日常を記録。スタジオでは天才たちの家族が独自の教育法を語る。
コメンテーターとして脳科学的な見地から茂木健一郎氏が、教育論的な見地から“尾木ママ”こと尾木直樹氏が出演し、視聴者が参考にしやすい天才を作りだすポイントを解説。子供コメンテーターとして天才子役として活躍中の美山加恋、谷花音も出演する。高島が「あまり全部吸収しようとすると大変なので、何か一つでも良いのがあればいいなって思うぐらいのリラックスした気持で見て頂ければと思います」というほど、内容盛りだくさんな番組だ。
ひとりは「子育ては、ほどほどでいいやと思っては駄目なんですね。子供ときちんと付き合うことが大切だとよくわかり、ぼくも頑張らなきゃって思いました。子育てに関する番組はいろいろあると思いますが、この番組はバラエティとしてもとても面白いので、是非とも肩肘張らずに見て頂きたいと思います」と自らを反省しつつ、手応えを口にした。
パネラーとして天才を育てたい芸能人、菊池桃子、土田晃之、三船美佳、中田敦彦(オリエンタルラジオ)、八田亜矢子が出演。美人姉妹で東京大学卒という才色兼備姉妹を育てた八田の母親も登場する。
(2011年12月30日 ORICON STYLE「高島彩も興味津々 天才少年・少女の教育法を紹介『天才の育て方TV』 (劇団ひとり)」より)
天才ではなく秀才ではないのか。天才はどんな壁も突破する人だから、親の教育方針をあてにはしないだろう。天才の逆は下愚(学ぶ意欲のないもの)だが、まあ、馬鹿と言い換えてもいいが、その馬鹿を治す薬はないそうである。教えようがないものを馬鹿とするなら、教えなくても勝手にその力を発揮していくのが天才だから、天才とは異常なほどに学ぶ意欲の強い人のことだと規定できるが、親の教育方針とは何らかを教えての結果だから、やはり『天才の育て方』ではなく『秀才の育て方』が正しいのではないか。