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追悼大会 最高指導者・正恩氏を公式宣言「軍事優先力強く」

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 北朝鮮の金正日総書記の中央追悼大会が29日、平壌の金日成広場で開かれた。序列2位の金永南・最高人民会議常任委員長は追悼の辞で、「(権力の)継承問題を完璧に解決した」と明言し、金正恩氏を「党、軍、人民の最高領導者(指導者)である」と強調、正恩氏が後継指導者であることを公式に宣言した。

 ひな壇に正恩氏や李英浩・朝鮮人民軍総参謀長ら新指導部の中枢が並ぶ中、金委員長は、金総書記が「(北朝鮮を)軍事強国、核保有国へと変貌」させたと功績を列挙。「金正日同志が教えた軍事優先の一路をさらに力強く歩んでいく」とし、核やミサイルの開発・保有を中心とする先軍政治の継続をアピールした。

 一方で、「経済強国建設と人民生活向上において決定的転換をもたらさなければならない」とも主張。経済建設を金正恩体制の課題として挙げた。

 続いて朝鮮労働党代表として金己男書記、軍代表として金正覚・総政治局第1副局長らが演説。正恩氏自身の演説はなかった。1994年7月に行われた金日成主席の中央追悼大会でも金総書記は発言しなかった。

 大会は午前11時から約1時間開催され、朝鮮中央テレビが中継。広場は約10万人で埋まったという。

 後継政権の基本方針が示されたことで、金正恩体制は本格始動。年明けからは、党総書記や軍最高司令官といった正式ポストへの就任に向けた手続きなどが進められるとみられる。



 北朝鮮は29日、故金正日総書記の中央追悼大会を平壌の金日成広場で開いた。後継者の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党中央軍事委副委員長をはじめ主要幹部が参加し、金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長、金己男党書記らが追悼演説し、1時間弱で終了した。金正恩氏の演説など発言はなかった。

 平壌放送によると金永南氏は追悼演説で「我々は金正恩同志をもう1人の将軍、最高指導者として奉じ、先軍(軍事優先)革命偉業、社会主義強盛国家建設偉業を最後まで完成させていく」と強調した。朝鮮通信(東京)が伝えた。

 北朝鮮は29日に金総書記の追悼期間を終え、金正恩体制が本格的に始動する。今後は、金総書記の死去により空席となっている軍最高司令官や党中央軍事委員長などのポストに金正恩氏がいつ就くかが焦点となる。


(2011.12.29 MSN産経ニュース「【金正日総書記死去】追悼大会 最高指導者・正恩氏を公式宣言「軍事優先力強く」」より)
(2011.12.29 日本経済新聞「金永南氏「金正恩同志を最高指導者と奉ず」」より) :

































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