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全捜査資料を紛失 平成11年の連続爆発事件 兵庫県警「解明に支障」

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 兵庫県警は12日、平成11年に兵庫県と東京都で起きた企業幹部を狙った連続爆発事件に関する全ての捜査資料を紛失したと発表した。誤廃棄の可能性が高く、県警は「真実の解明に支障が出る」と説明している。

 捜査本部が置かれた県警灘署では11年秋、刑事1課長が引き継ぎの際に前任者から紛失の事実を伝えられたが、県警刑事企画課が22年7月に未解決事件の点検に訪れるまで報告せず、最終的に監察官室に報告したのは今年9月21日だった。

 刑事企画課は「他の署にも範囲を広げて捜す一方で、公表を望まない被害者を説得していた」などと説明している。

 同課によると、被害届や供述調書のほか、実況見分調書など送検に必要な公式の捜査資料87通を全て紛失。さらに捜査員のメモも紛失した。灘署5階会議室の大型ロッカー内に保管されていた。15年3月に捜査本部の態勢が縮小され、灘署に引き継がれた際には確認されていたという。

 事件は99年11月に発生。クリーニング機械卸会社の幹部宅など計3カ所に手製爆弾が仕掛けられた。けが人はいなかったが、1人が一時難聴になったという。

 このほか、県警が今年6〜8月、全警察署を点検した際、須磨署管内で05年と06年に起きた強制わいせつ事件や窃盗事件で、犯人が残した可能性がある体液を採取したガーゼなど十数点を紛失していたことも判明した。

水野憲一・県警刑事企画課長
 誠に申し訳ない。業務指導を徹底し、同種事案の絶無を期したい。































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