米政府が、沖縄県の米軍普天間飛行場に配備を予定する垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ墜落事故について、機体に問題はなく人為的なミスだったとの見解を防衛省へ非公式に伝えていたことが2日、分かった。
米側は当初計画通り7月にもオスプレイを沖縄に搬入する方針を変えず、近く日本政府に調査結果を正式伝達する見通し。沖縄県側は開発段階で事故が相次いだオスプレイの安全性に強い懸念を示しており、受け入れ反対の姿勢は今後も続きそうだ。
米側の伝えた「人為的なミス」が具体的にどのような内容かは明らかになっていない。操縦ミスや安全確認の不徹底などの可能性がある。
操縦ミスや安全確認の不徹底なども、配備に反対する理由にはならないだろう。地元には反発や示威、それに基づく暴力行為も起こるかも知れないが、スムーズに配備を済ませて欲しい。