フィギュアスケートの高橋大輔選手が、5月28日発売の雑誌「Numero TOKYO」7月・8月合併号に登場。巨匠・篠山紀信が撮影した貴重なフォトストーリーとインタビューが掲載された。
フォトストーリーは「表現者、高橋大輔の素顔」と題され、誰もいないリンクを滑る美しい姿や迫力溢れる跳躍の瞬間、そして普段私達が見る機会の少ない一人の男性としての無邪気な笑顔までをとらえた貴重なショットの数々。篠山紀信さえも「彼はとってもセクシーだね」と見惚れてしまう完璧な姿。一方、インタビューではリンクの上では見せることのない“弱さ”や「色気は一切ない」というプライベートも明らかとなった。
3月末に仏・ニースで開催された2012年世界フィギュアスケート選手権にて、男子シングル銀メダルを獲得した高橋選手。エネルギッシュな演技で世界中の人々を釘付けにする彼だが、実は「スケート以外ではまったく自信がないんです」と明かす。
色気たっぷりの演技ゆえ「ナルシスト」というイメージも抱かれるというが、実はシャイで人見知り。だからこそ、唯一「僕を見てほしいと思える」という氷上では完璧な演技を見せられるよう、日々努力を積み重ねる。
約1年半後のソチオリンピックをもって現役引退という決意に迷いはなく「最後の舞台に立った時、どんな気持ちになるのかは楽しみでもあるんです。とはいえ、ソチへの代表になれるかどうかも今はわからないんですけど」と笑う。26歳の男性として恋愛も気になるところだが、「何事もひとつのことしかできない」という性格上ソチまではおあずけだといい「連絡しなくても怒らないし、遊ぶ時間がなくても怒らない相手が現れたら、あるかもしれないけど(笑)」と語った。
このほか誌面では選手生命に関わる足の怪我を負った当時の心境や、現役引退後の展望、そして高橋選手を目指して頑張る若者への熱いエールも収録。「見たことのない高橋大輔」が詰まったインタビューはファンならずとも必見だ。
Numero TOKYO (ヌメロ・トウキョウ) 2012年 7月・8月合併号 [雑誌]
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