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パリ郊外で脱線、6人死亡 負傷者30人ーポイント部品に不具合 整備不良か

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 パリ南方約20キロのエソンヌ県で12日午後5時14分(日本時間13日午前0時14分)ごろ、パリ発、中部リモージュ行きの都市間特急の列車が脱線、横転した。エロー首相によると、6人が死亡、重傷者9人を含む約30人が負傷した。何らかの手当てを受けた人は約230人に上る。パリの日本大使館によると、日本人が巻き込まれたとの情報は入っていない。

 当局とフランス国鉄(SNCF)は原因究明を本格化。初期段階の調査の結果、現場のポイントにあるレールをつなぐ金属部品が外れ、列車の車輪の通過を妨げる位置にあったことが判明。事故は整備不良が原因だった可能性が高まった。

 これを受け、SNCFは13日、全国に約5千ある同種部品の安全確認を実施すると発表した。SNCFのペピ社長は同日、「(事故の)責任は国鉄にあると考えている」と述べた。運転士や運行管理担当者の人為ミスの可能性については否定した。

 列車にはバカンスに行く人ら385人が乗っていた。地元メディアによると、死者は19〜82歳の男性4人と女性2人。オランド大統領が事故後の12日に現場を訪れ、負傷者を見舞ったほか、13日正午にはフランス国内の全駅で黙とうがささげられた。

 SNCFなどによると、脱線はブレティニシュルオルジュ駅の手前200メートルの地点にあるポイントを通過した際に発生。衝撃により7両編成の客車の4両目と5両目の間の連結が外れた。

 機関車にけん引された前の4両はそのまま走り続け、駅を200メートル通過した辺りで4両目が脱線し横転した。後ろの3両のうち一番前の車両はプラットホームを乗り越え横転し、続く車両はホームをまたぐ形で一部が大破した。

 SNCFはこのポイントに関し今月4日に安全点検をしたとしている。鉄道関係者によると、現場は「(レールが)傷んでいる区間」だった。

 一方、列車は通過駅を規定の時速150キロを下回る時速137キロで走行しており、キュビリエ運輸担当相はスピードの出し過ぎとの見方を否定。

 同駅は3日間、列車の運行が停止され、捜査当局と運輸省、SNCFの3者が原因究明を行う。


 パリ南方で起きた都市間特急の脱線事故で、フランス国鉄(SNCF)は13日、現場のレールのポイント部品に不具合があったことを明らかにした。6人の死者を出した事故は整備不良が原因だった可能性が高まった。SNCFは全国に約5千ある同種部品の安全確認を実施するとしている。

 SNCFのペピ社長は13日、「(事故の)責任は国鉄にあると考えている」と述べた。運転士や運行管理担当者の人為ミスの可能性については否定した。

 SNCFによると、脱線はエソンヌ県ブレティニシュルオルジュ駅の手前200メートルにあるポイント通過の際に発生。初期段階の調査の結果、ポイントにあるレールをつなぐ金属部品が本来の場所から外れ、列車の車輪の通過を妨げる位置にあったという。

 SNCFはこのポイントの安全点検を今月4日に実施したとしている。事故があったレールは時間帯によっては3分に1本と列車の通行本数が多かった。

 列車は通過駅を規定の時速150キロを下回る時速137キロで走行しており、キュビリエ運輸担当相はスピードの出し過ぎとの見方を否定。SNCFの安全担当責任者も「運転士が異常発生後すぐに他の列車を緊急停止させる措置を取ったため、他の列車の衝突など二次災害を防げた」とし、運転士の対応に問題はなかったと強調した。

 メディアによると、死者は19〜82歳の男性4人と女性2人。13日正午にはフランス国内の全駅で黙とうがささげられた。

 ブレティニシュルオルジュ駅では13日、横倒しになった車両を重機で立て直す作業が始まった。3日間、列車運行を停止し、捜査当局と運輸省、SNCFの3者がそれぞれ原因究明を進める。

















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