米軍普天間飛行場に17日午後4時25分ごろ、世界最大級のロシア民間大型輸送機アントノフが飛来した。
事前に沖縄防衛局から連絡を受けた宜野湾市によると、米海兵隊は飛来の目的について「物資の搬送」と説明しているという。
14日、沖縄防衛局が米海兵隊から連絡を受け、県と宜野湾市に伝えた。 市は同日、危険性の除去や負担軽減の観点から外来機の飛来を認めることはできないとして、沖縄防衛局へ申し入れた。
米海兵隊からの連絡によると物資の搬送が目的で、ヘリ8機を展開する部隊配備計画(UDP)とは関連ないとしている。
アントノフの飛来は2008年以来。同飛行場には、今月に入り米空軍のC5ギャラクシーが3度飛来するなど、大型輸送機の飛行が相次いでいる。