テニスの全仏オープン第9日は3日、パリのローランギャロスで行われ、男子シングルス4回戦で第13シードの23歳、錦織圭(日清食品)は2度目の4連覇を目指す第3シードの27歳、ラファエル・ナダル(スペイン)に4―6、1―6、3―6で敗れ、日本男子で1933年に4強入りした佐藤次郎以来80年ぶりの8強入りはならなかった。
錦織は四大大会で1月の全豪オープンに続くベスト16となり、全仏終了後の10日付世界ランキングで現在の自己最高15位を更新することが確実になった。日本選手は全て敗退した。
初優勝を狙う第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)は逆転勝ちし、4年連続で8強入りを果たした。
女子シングルス4回戦は全豪で2連覇した第3シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)が2010年大会優勝のフランチェスカ・スキアボーネ(イタリア)を6―3、6―0で下し、2年ぶりに準々決勝に進出した。