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米軍がF15訓練再開 知事「極めて遺憾」ー日本人が非難するのに違和感

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 米軍は30日午前、F15戦闘機の訓練を再開した。28日に本島の東海域で同機種が墜落してからわずか2日。事故原因も公表されていない。

 訓練は同午前8時半前から始まった。嘉手納基地では複数の機体が離着陸を繰り返している。

 仲井真弘多知事は30日午前、「米軍はじめ関係機関に原因究明までの飛行中止、事故原因の徹底的な究明と早急な公表および再発防止措置などを要請した。要請内容が十分に実行されることなく事故から2日後、同型機の飛行が再開されたことは県民の不安を増大させるものであり、極めて遺憾だ」とする談話を発表した。

 県は同9時すぎ、嘉手納基地など日米の関係機関に申し入れた。

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 仲井真知事の「事故原因の徹底的な究明と早急な公表および再発防止措置」を要請したことはわからないでもないが、事故は訓練域で訓練中に起り、海上に墜落したのだから、なぜ「原因究明までの飛行中止」を要請できたのだろうか。

 もし自衛隊機が今回と同じ事故を起こした場合、事故原因も公表せずに訓練を再開したのなら行政をはじめ国民から「隊員の生命をないがしろにする気か」のような非難を受けるだろう。しかし、在日アメリカ人などが同じ非難を行えば「何やら親切な外国人」とするのではないだろうか。今回の米軍の訓練再開を非難する者がいたとしたら、それはアメリカ人だろう。日本人が非難したところで「どうも、ご親切に」といったような返答があっても不思議ではないだろうと思う。

 仲井真知事は「F15戦闘機の飛行が再開されたことは県民の不安を増大させる」としているが、陸上から80キロも離れた訓練域で不具合などが生じた機体が、沖縄島で墜落することは考えられない。県民の不安の根拠は何なのだろう?



















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