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秋入学に賛成8割、空白期間には懸念も(クイックVote緊急調査)

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 日本経済新聞電子版(Web刊)が20日から22日にかけて実施した読者アンケート(調査は1月20日から22日まで実施。1467人から回答を得た)で、東京大学の懇談会がまとめた秋入学の全面移行について賛成する意見が78.1%を占め、反対の21.9%を大きく上回りました。




 年代別にみると、20代までの若い世代と60代、70代以上の読者は賛成の割合が全世代の平均をやや上回っています。これに対して、受験生の親の世代にあたる40代、50代と30代では反対の割合が全体をやや上回りました。

 大多数を占めた賛成意見では、大学のグローバル化を推進する動きとして評価する声が目立ちました。

 海外の大学の研究者と歩調が合わなくて困っているという40代の大学教員の女性は「研究に国境はないので大学は国際基準にのっとるべきだ」と主張。「企業の採用活動の早期化や新卒至上主義を是正できる」(20代男性)、「社会人にも気軽に通える制度を整えてほしい」(同)と導入による効果を期待する声もありました。

 反対意見の多くは秋入学導入で生ずる空白期間を懸念。東大医学部出身の30代女性は「医師・薬剤師の養成課程は6年間と長く、経済的負担が大きくなる。基礎を志す学生が減ることも危惧されます」と指摘します。さらに「グローバル化を阻んでいるのは教育水準の低下」(50代男性)、「大学の魅力をつけるのが先決」(同)として導入に慎重な意見も寄せられました。

 秋入学移行は、大学の運営だけにとどまらず企業や官庁の採用、高校以下の学校教育にも影響を与える改革です。今後も社会全体で議論を深める必要がありそうです。

(2012/1/24 日本経済新聞「秋入学に賛成8割、空白期間には懸念も(クイックVote緊急調査)」より)

 
『年代別にみると、20代までの若い世代と60代、70代以上の読者は賛成の割合が全世代の平均をやや上回っています。これに対して、受験生の親の世代にあたる40代、50代と30代では反対の割合が全体をやや上回りました。』 反対意見は経済的負担が主な理由らしい。

 また、高校生のなかには「入学式と桜は切っても切り離せない。しっくりこない」という意見もある。でも、沖縄では桜も咲かない季節に「桜を謳った曲が演奏されたり謳われたりしている」し、雪の降らない土地で「クリスマスに雪を謳った曲が演奏されたり歌われたりしている」のだから、その頓珍漢ぶり好い加減さぶりに比べれば「しっくりこない」は、まだ、ましな精神状態であり、それはやがてしっくりきたとなるのではないだろうか。
 































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