錦織圭 0 3-6 3 アンディ・マレー
3-6
1-6
全豪オープン第10日は25日、オーストラリアのメルボルンで男子シングルス準々決勝が行われ、自身初のベスト4進出を狙った錦織圭(フリー)は世界ランキング4位のアンディ・マレー(英国)にストレート3−6、3−6、1−6で敗れた。
錦織は第1セット、第2ゲームのサービスゲームを落とすも、粘りを見せる。第2ゲームから7ゲーム連続でジュースに持ち込んだが、あと一歩およばず、第1セットを失った。第2セット以降はマレーが世界4位の実力を発揮。徐々にペースを握ると、錦織に反撃を許さなかった。
●第1セット
第1ゲーム:マレーのサーブで試合開始。マレーが40−15からサービスキープ。
第2ゲーム:錦織のサーブ。先行する錦織だが、ジュースに。長いラリーの末、錦織がサービスを落とす。
第3ゲーム:マレーのサーブ。錦織が30−0と先行。錦織が40−15とブレークチャンス。しかし40−40となり、ジュースへ入る。錦織はチャンスを生かせず、マレーがキープ。
第4ゲーム:錦織のサーブ。このゲームもジュースへ。まず錦織がAD。再びジュースに。錦織が2度目のAD。マレーがネットにかけて、ようやく錦織が1ゲーム奪う。
第5ゲーム:マレーのサーブ。錦織が30−0とリードするも、またもジュースへ。このゲームはマレーがキープ。錦織、ここまで粘るも1−4と劣勢。
第6ゲーム:錦織のサーブ。0−30から30−30に追い付く。このゲームもジュースへ入る。マレーがADを取るも、錦織がボレーで再びジュース。錦織、最後はサービスエースでキープ。
第7ゲーム:マレーのサーブ。錦織が40−0とブレークチャンス。しかしあと1ポイントが取れずにジュースへ。結局、錦織はチャンスを生かせず、このゲームを落とす。
第8ゲーム:錦織のサーブ。15−40となり、マレーがセットポイントを握る。錦織も粘りジュースへ。錦織、ネットにかけるもマレーコートにボールが落ち、錦織にAD。このまま錦織がキープした。
●第2セット
第1ゲーム:錦織のサーブ。マレーがブレークポイントを握るも、ジュースに入る。最後は錦織がネットにかけて、ブレークを許す。
第2ゲーム:マレーのサーブ。錦織が40−15とブレークチャンス。しかしジュースへもつれる。錦織がリターンを決めてAD。錦織のショットがネットに辺り、マレーのコートに落ちる。錦織がブレークバックに成功。
第3ゲーム:錦織のサーブ。30−40からマレーがブレークする。
第4ゲーム:マレーのサーブ。マレーがラブゲームでキープ。
第5ゲーム:錦織のサーブ。錦織は30−40となるも、ジュースに持ち込む。ここは錦織がサービスキープ。
第6ゲーム:マレーのサーブ。このゲームもジュースへ入るも、マレーがサービスをキープした。
第7ゲーム:錦織のサーブ。ここは錦織がしっかりキープした。
第8ゲーム:マレーのサーブ。40−15から錦織のショットがアウトに。マレーがキープ。
第9ゲーム:錦織のサーブ。40−30とリードするも、ジュースに入る。錦織、キープできずに第2セットも失った。
●第3セット
第1ゲーム:マレーのサーブ。まずはマレーがラブゲームでキープ。
第2ゲーム:錦織のサーブ。15−40と錦織が劣勢。錦織のボレーがおよばず、マレーがブレーク。
第3ゲーム:マレーのサーブ。錦織が40−15とブレークのチャンス。40−30から錦織のリターンが決まり、ブレークに成功。
第4ゲーム:錦織のサーブ。錦織はファーストサーブが入らず、0−40とピンチ。そのままブレークを許した。
第5ゲーム:マレーのサーブ。このゲームもマレーのペース。最後は錦織のショットがアウト。
第6ゲーム:錦織のサーブ。錦織は左右に振られ、30−40となる。最後はマレーにリターンエースを決められて、サービスゲームを落とした。
第7ゲーム:マレーのサーブ。40−30でマレーのマッチポイント。錦織がボレーを決め、ジュースへ。最初のマッチポイントをしのぐ。しかしマレーがADを奪うと、セットポイントをものにした。
第9ゲーム:マレーのサーブ。マレーが40−0として、セットポイント。ラブゲームでマレーが取り、第1セットはマレーが奪った。
(1月25日 スポーツナビ「錦織、世界4位のマレーにストレート負け ベスト4進出ならず」より)