体操の個人総合日本一を決める全日本選手権は決勝が行われ、女子は17歳の笹田夏実選手が初優勝しました。
体操の全日本選手権は、東京の代々木第一体育館で12日、決勝が行われ、女子は去年優勝の田中理恵選手や過去6連覇の鶴見虹子選手が欠場する中、10代の選手たちが優勝を争いました。
このうち、高校3年生の笹田選手は、平均台で宙返りをしながら台に上がるG難度の大技を決めたほか、得意の段違い平行棒でも14.050の高得点をマークして、3種目を終えて2位につけました。
そして、最終種目のゆかもミスなくまとめ、合計55.500として逆転で初優勝を果たしました。
3種目を終えてトップに立っていた17歳の寺本明日香選手は、最後のゆかで着地で2回のミスをして得点を伸ばせず、4位でした。