全国的な人気がある熊本県のキャラクター「くまモン」が、ドイツの老舗メーカーによってテディベアとして限定で製造されることになり、熊本県庁で完成品が披露されました。
「くまモン」のテディベアを製造するのは、ドイツの老舗ぬいぐるみメーカー「シュタイフ社」です。
会社によりますと、「くまモン」が熊本県をPRする活動を行い、関連商品の売り上げなど地域振興に役立っていることなどから、製造を決めたということです。
熊本県庁では、製品の輸入・販売を手がける会社の社長などが、熊本県の蒲島知事に完成品を披露しました。
テディベアは大きさが30センチほどで、ドイツで職人が手作りし、値段は1体・2万9400円です。
「くまモン」は、自分をモチーフにしたテディベアにご満悦の様子で、抱きかかえたり、頭に乗せたりしてはしゃいでいました。
熊本県の蒲島知事は、「テディベアの発売をきっかけに、くまモン人気が世界に広がることを期待したい」と話していました。
「くまモン」のテディベアは1500体の限定商品で、インターネットや東京の百貨店などで販売されるということです。