テニスの全米室内選手権は22日、米テネシー州メンフィスで行われ、男子シングルス準々決勝で第5シードの錦織圭(日清食品)が第1シードのマリン・チリッチ(クロアチア)に6―4、6―2で勝ち、左膝を痛めて途中棄権した今季初戦のブリスベーン国際以来の4強入りを果たした。
世界ランキング22位の錦織はサーブ、ショットともに好調で、世界12位のチリッチを寄せ付けなかった。23日(日本時間24日)の準決勝で同53位でノーシードのマリンコ・マトセビッチ(オーストラリア)と対戦する。
男子テニスツアーのアメリカ国際インドアテニス選手権(アメリカ/メンフィス、賞金総額121万2,750ドル、インドアハード)は、シングルス準々決勝が行われ、第5シードの錦織圭(日本)が第1シードのM・チリッチ(クロアチア)を6-4, 6-2のストレートで下し、ベスト4進出を決めた。錦織は決勝進出をかけて、第7シードのA・ドルゴポロフ(ウクライナ)とM・マトセビッチ(オーストラリア)の勝者と準決勝で対戦する。
錦織とチリッチはこれまで4度対戦し、2勝2敗としていた。直近の対戦は昨年の全米オープン3回戦で、その時はチリッチが勝利していた。また、チリッチの自己最高ランクは2010年に記録した9位だった。
この試合、第1セットで錦織はチリッチと激しいラリー戦を展開し、1度ブレークを許すも2度のブレークに成功した錦織が、このセットを42分で先取する。
第2セットは試合の流れを掴んだ錦織が、第3ゲームでフォアハンドのリターンエースを決めるなどでブレークに成功、ゲームカウント2−1とする。このゲームでブレークを許したチリッチは苛立ちが募り、ラケットを折った。
その後も好調を維持した錦織は、リズムを崩したチリッチの隙をつき、第5ゲームもブレークする。以降、錦織は安定したサービスゲームを展開し、世界ランク12位のチリッチに勝利した。
今大会で錦織は、I・マルチェンコ(ウクライナ)とD・ヤング(アメリカ)を下し、ベスト8進出を決めていた。また、今年に入り錦織は、ブリスベン国際男子でベスト4進出を果たすも、準決勝のA・マレー(英国)戦で左膝の負傷により、途中棄権を申し入れていた。全豪オープンでは、昨年に続きベスト16へ進出するも、4回戦でD・フェレール(スペイン)に敗れ、2年連続の8強入りを逃していた。