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ベルルスコーニ勢が波乱要因=中道左派は伸び悩み−24日から伊総選挙=不潔さより政策

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 幼稚な日本人からすれば、ベルルスコーニ元首相の政治への再登場は信じられないことです。


 構造改革の是非を争点に上下両院を改選するイタリア総選挙が24、25日、行われる。イタリア発の経済危機再燃の恐れを占う審判となる。中道左派連合は逃げ切りを目指すが、ばらまき政策を掲げるベルルスコーニ元首相(76)率いる中道右派連合の動向が波乱要因だ。

 投票日直前の政党支持率調査は公表が禁じられているが、最後に公表された調査(2月8日)では民主党党首ベルサーニ書記長(61)の中道左派が約34%で首位。ベルルスコーニ氏が設立した政党、自由国民を軸とする中道右派が約5ポイントの差に迫っている。

 ただモンティ政権の改革路線を掲げる中道左派は「終盤で勢いを失っている」(専門家)との観測が浮上。モンティ氏(69)率いる中道連合も、これまでの改革に伴う深刻な景気悪化が響き、直近の支持率は4位と低迷している。

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 日本人の感覚からするとベルルスコーニ氏の再登場は信じられません。ところで、その感覚はイタリア若者も同じなようで、彼らは政治家の性的関係の清潔さを求めてるようです。ところが、大人は性的関係の不潔さのみに焦点をあてるのではなく、政策を検討すべきだとする態度です。日本人も昔はそうでした。愛人を持つのは男の甲斐性だとされ、政治家が愛人を囲っていても、それのみが焦点の政治報道は少なかったようです。

 その頃に比べると、今の私たちの政治家を見る目が幼稚になっているのかも知れません。清らかな水に大魚は住めないという言い伝えがありますが、まるで今の日本人と政治家を指した格言に聞こえます。といってベルルスコーニ元首相が大魚であるかどうかは不明です。



























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