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大手銀行 アジアで連携し収益拡大図る

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 大手銀行は、成長が期待されるアジア地域に日本企業の進出が増えていることから、アジアの銀行との提携を強化して、進出企業が現地通貨建ての取り引きができるようにするなど利便性を高めて、海外での貸し出しを増やそうとしています。

 大手銀行は、経済成長が期待できるASEAN=東南アジア諸国連合の加盟国にある銀行との提携を強化しています。

 このうち、三菱東京UFJ銀行は、先月ベトナムで資産規模が第2位の大手銀行におよそ600億円を出資し、20%の株式を取得することで合意しました。今回の提携によって、これまで難しかった現地通貨建てでの融資や送金などが行えるようになり、銀行としても進出企業へのこうした支援を通じて、収益を高めるねらいがあります。

 また、みずほコーポレート銀行は、高い経済成長を続けるラオスの大手銀行と先月、業務提携したほか、三井住友銀行も日本企業が数多く進出しているインドネシアなどの銀行との業務提携を通じて、収益拡大を図っていくことにしています。

 景気の低迷で国内での貸し出しが伸び悩むなか、大手銀行にとってはアジアなど海外での貸し出しが重要な収益源になりつつあり、今後も、アジアを中心とした現地の銀行との提携を模索する動きが広がりそうです。
































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