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AKB48河西智美のバストトップを金髪の少年が覆い隠す‐児童ポルノ法に抵触、当局「出版なら逮捕者」

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「出版されるなら逮捕者が出る話──」

 スポーツ紙に掲載されたAKB48・河西智美の写真集の記事を手に、児童ポルノを取り締まる警視庁生活安全局の職員は強く断言した。

「社会通念とかではなく、違法行為なんです!」

 2月4日に発売予定の写真集『とものこと、好き?』(講談社)が児童ポルノ法(児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律)違反だとの指摘が持ち上がった。

「河西智美 初ソロ写真集でギリギリ”ショット!」(デイリースポーツ)
「白人少年の小さな手に包まれ… AKB卒業の河西智美が衝撃の手ブラショット」(J−CASTニュース)
「河西智美、豊満バストの手ブラ披露!」(オリコン)

 1月10日、この写真集についてスポーツ紙やニュースサイト、各メディアは出版元の講談社から送られた表紙写真を掲載したが、これは未成年と思われる白人男児が背後から河西の巨乳をわしづかみにしているもので、前出の同法にある「児童に自己の性器等(性器、肛門又は乳首)を触らせること」に該当していた。

 これら掲載写真はあくまで“記事”であったため当局も警戒を強める材料にとどめたが、12日に発売される漫画雑誌「ヤングマガジン」(講談社)に掲載のものは広告で、写真の上に「僕の手じゃあ隠しきれません」と悪ノリした男児のセリフまでが書き加えられていた。

 これは講談社の社内でも事前に異議を唱える声があったというが、発売を強行しようとした担当者の中には「これもAKB得意の炎上商法で売れる」と騒動による売り上げアップを期待する意見まであったという。

 最終的に講談社は「社会通念上、読者に不愉快な感情を抱かせる」と、「ヤングマガジン」の内容を差し替えての発売延期を決めたが、法に抵触しない自主規制を意味する“社会通念”で許される話ではなかった。

 11日、警視庁だけでなく児童ポルノを厳しく監視する民間団体も刑事事件としての告発準備を進めた。受理されれば「5年以下の懲役また500万円以下の罰金」に処せられる可能性もある重罪。ある団体にメンバーとして名を連ねる作家は「アイドルの味方を気取ったフリーライターがツイッターで“どこが問題なのか分からない”と抗議していたが、メディア側の人間でも男児自身が裸を晒したものではないからOKだと思っている者がいる。判断のつかない児童が卑猥な商売に利用されたことは性的虐待に等しく、その姿は大人になっても記録さとして残されてしまう。そんなことも分からない人間がメディアにいることも問題」と強く訴えた。前出職員も「そもそもスポーツ紙や各メディアがそのまま宣伝を垂れ流したこともおかしい」としている。

 スポーツ紙に掲載されたAKB48・河西智美の写真集の記事を手に、児童ポルノを取り締まる警視庁生活安全局の職員は強く断言した。

「社会通念とかではなく、違法行為なんです!」

 写真集の発売自体も延期または中止となる見通しで、当初から内容に異議を唱えていた講談社の編集者は「企画自体をボツにすべき。一部を差し替えて発売となったら、それこそ炎上商法だとモラルを疑われる」と意見している。ただ、写真集の担当者は「白紙にするとヤンマガの損失も含め億単位の経費が無駄になってしまう」とその責任をとらされることに怯えた様子だったという。

 児童ポルノについての問題は海外でも摘発や罰則が厳しくなっている傾向があり、国内メディアの認識も改めて問われる。


 講談社は11日、12日に予定していた週刊の漫画雑誌「ヤングマガジン」の発売を延期すると発表した。AKB48河西智美(21)の胸を少年が手で隠す写真の掲載を予定していたが、同社はこれを「社会通念上、読者に不愉快な感情を抱かせる」と判断した。出版取次会社への搬入も済んでいたが、回収した上、内容を差し替えて今月21日に発売する予定。写真は、2月4日に発売する河西の写真集の表紙に使われる予定だったが、発売自体も白紙に戻して検討中としている。

 異例の事態が起きた。講談社によると、「ヤングマガジン」の見本刷りは10日午前に社内に届いた。この日朝、日刊スポーツを含むスポーツ各紙も、河西の初写真集「とものこと、好き?」(講談社)の発売決定を報じる記事に合わせ、今回問題となった写真を掲載した。12日発売予定だった「ヤングマガジン」では、写真集に先行してこの写真を掲載する予定だったが、社内では発売をめぐる議論が起こったという。新聞で紹介されたことを受け、インターネットなどで批判が出ていた。また匿名の男女から苦情の電話も同社に寄せられたという。協議の結果、同日午後7時ごろ、発売延期を決定した。

 既に製本され、各書店などに卸す取次会社に搬入されていたが、回収に踏み切った。漫画家たちには電話で事情を説明した。書店に並ばないことが確認できた同日午後11時58分、ホームページで延期を告知した。

 問題とされた写真では、上半身裸の河西の後ろにいる金髪の少年が、河西の両脇下から手を伸ばし、バストトップを覆い隠している。少年の顔も河西のすぐ隣に写っている。グラビア界で「手ブラ」と呼ばれるポーズだ。講談社は「少年がバストを隠していたことが社会通念上、読者に不愉快な感情を抱かせる」と判断したことを認め、「撮影時の判断ミスだった」とも話した。

 同社の損失も大きい。同誌の定価は330円で、印刷部数は約67万部としており、単純計算では約2億2110万円の売り上げが入らないことになる。広告の違約金が発生する可能性もある。出版関係者によると、印刷代、製本代、紙代、運搬代などを合わせれば5000万円以上の経費がかかっているとみられる。

 講談社によると、漫画雑誌の発売延期は「非常に珍しい」という。発売延期する「ヤングマガジン」の7号は、問題の写真を差し替えるが、河西のグラビアページ自体はなくならない。さらに以後の号の発売は1週間ずれこんでいく。年間で予定した号数が発売できなくなるが、「合併号などをなくして調整するなど今後協議する」とした。出版関係者は、今回の騒動について「大手出版社は児童書も手がけており、配慮しなければならなかった」と話した。

 河西の写真集の表紙に問題の写真を使わないことも決まったが、同社では写真集の発売自体も白紙に戻して検討中としている。


























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