民主党は、衆議院選挙の大敗を受けて、12日から2日間、細野幹事長が四国を訪れるなど、今後、幹部が全国各地を訪問して落選した前議員や地方組織の関係者らと党運営などについて意見を交わすことにしており、参議院選挙に向けて党の立て直しにつなげたい考えです。
民主党は、先の衆議院選挙で大敗したあと、地方の県連や支持団体などから「地方の意見を十分聞くべきだ」などといった要望が寄せられていることを踏まえ、海江田代表や細野幹事長ら党の幹部が全国各地を訪問することにしています。
このうち細野幹事長は、12日から2日間、徳島県と高知県を訪れ、衆議院選挙で落選した前議員が開く会合に出席するほか、地方組織の関係者らと今後の党運営の在り方などについて意見を交わすことにしています。
また、民主党は、衆議院選挙の敗因を検証するための作業チームを来週発足させ、学識経験者や企業経営者など、党の関係者以外の有識者らから意見を聴くことにしており、こうした取り組みを通じて、参議院選挙に向けて党の立て直しにつなげたい考えです。