チーム最多の65試合に登板したソフトバンクの森福が5000万円増の1億2000万円プラス出来高払いでサインした。ファルケンボーグの離脱時には抑えを務めて17セーブをマーク。「いい経験ができた。来季はどのポジションでも自分のベストを尽くしたい」と意欲を見せた。
本多は2000万円減の1億8000万円プラス出来高払いで更改。首痛のため、2009年から続けていた連続試合出場が途切れた。「球団から来季はフルイニングに出ることを求めていると言われた。自分もそのつもり」と話した。
これで日本人選手は全員が契約更改を終えた。(金額は推定)。
森福は、中継ぎや抑えで自己最多の65試合に登板。2勝5敗17セーブ、防御率1・39の成績を残し、守護神の馬原不在のリリーフ陣を支えた。2年連続の60試合登板も評価されて1億円プレーヤーの仲間入りを果たし、「責任感も強くなった。中継ぎ、投手陣を引っ張っていきたい」と、来季への抱負を語った。
本多は首痛の影響で123試合の出場にとどまり、打率2割4分6厘、34盗塁で3年連続の盗塁王を逃し、10%ダウンにも納得の表情。「来季の目標は144試合フルイニング出場。盗塁も60個走りたいし、得点にこだわりたい」と、巻き返しを誓った。