来月開かれる大相撲初場所の番付が発表され九州場所で10勝を挙げた松ヶ根部屋の松鳳山が初めての三役となる西の小結に昇進しました。松鳳山は福岡出身の28歳。東前頭2枚目で臨んだご当地の九州場所で大関3人を破るなど10勝を挙げる活躍で敢闘賞を受賞しました。
24日、発表された初場所の番付で松鳳山は初めての三役昇進を果たし西の小結に座りました。松ヶ根部屋からの三役昇進は元大関・若嶋津の松ヶ根親方が1990年に部屋を創設して以来初めてです。駒大出身者としても初めて。
また先場所途中休場で二場所連続の負け越しとなった把瑠都は、東の大関から西の関脇に陥落しました。関脇は16場所ぶり。把瑠都は10勝以上を挙げて大関復帰を目指す場所となります。
一方、先場所11勝を挙げた豪栄道は5場所連続の関脇として東の関脇に座り初場所で大関昇進の足がかりを作りたいところです。旭天鵬は関取在位100場所になり、水戸泉(現錦戸親方)を抜いて歴代単独5位となりました。
新入幕は佐渡ヶ嶽部屋の琴勇輝1人で、香川県出身の力士としては戦後4人目、昭和33年の若三杉以来の新入幕です。
大相撲初場所は来月13日に東京・両国の国技館で初日を迎えます。