今年、離婚騒動が勃発してから、元夫婦それぞれに書籍の出版や握手会、美奈子さんに至ってはセミヌード披露と、慌ただしいビッグダディ一家。もとはテレビ朝日系のドキュメント番組『痛快!ビッグダディ』に出演する素人一家だったが、今ではタレント並みの扱いを受ける日本一有名な家族になった。
中でも、2011年に後妻として5人の子連れで嫁いで来た美奈子さんは、同番組スタッフとの打ち合わせにも積極的だったそうで、自らをどう見せたいかというセルフプロデュース能力に長けており、タレント性は抜群。視聴者の間でも「美奈子派」の派閥があっという間に急増し、先日都内の書店で行われた握手会イベントでは、彼女との対面に感激して泣き出す女性ファンもいたほどだ。
そんな美奈子さんの告白本『ハダカの美奈子 ビッグダディとの2年間、あたしの30年間』(講談社)は30万部目前の大ヒット中で、なんと5月末には講談社ムック『完全読本 その後の美奈子ファミリー』が緊急出版されることが決定している。彼女への最新インタビューほか、美奈子さんが産んだ6人の子どもたちのうち中学生の星音くん、小学校高学年の乃愛琉ちゃんと姫麗ちゃんのインタビューや、まだ幼い姫麗ちゃんと蓮々ちゃんの写真絵本などが収録される予定だという。
「このまま行けば、本格的にタレント化するのは目に見えている」(芸能記者)と業界内では評判になっており、すでにいくつもの芸能事務所が彼女に接触していて、本人も『やってみようかな』と前向きに検討していると言われる。だが、彼女は芸能人として脚光を浴びて生きるよりも、愛する男のそばで暮らすことを選ぶのではないか…。なんと、離婚からわずか2カ月で「復縁」の兆しが見えているというのだ。
今月16日にビッグダディが宮崎に住む美奈子さん宅をアポ無しで『よっ!』と訪れて、疲れた様子の彼女にマッサージを施したと女性週刊誌が伝えた。「ダディも彼女の魅力には相当惚れ込んでいたわけですから、復縁する可能性がないとは言えない」とは前出・芸能記者の弁だが、23日発売の「女性セブン」(小学館)には、ダディの宮崎訪問の真の目的と美奈子さんの出した答えが詳細に綴られている。
宮崎の家を訪れたダディは、「おれは早い段階で、皆は盛岡に来てもいいんじゃないかと思ってる」と爆弾発言。これに美奈子さんは「今の話、すごく嬉しい」と感激し、4日後の5月20日には「盛岡に引っ越すことにした」と決断、ダディに連絡をしたというのだ。
ダディが彼女に惚れているのと同様、美奈子さんもまた、彼に強く惹かれ続けているのだろう。
「あたし、離れ離れになっても、“好きだ”という気持ちに変わりないからね」
「やっぱり、あたしには清志さんがいないとダメだなって…。だから盛岡行きたいの…」
スピード再婚の可能性は十分にある。しかし前妻との離婚経験もあるダディは再婚そのものには慎重な様子で、「籍は入れなくてもいい」とも話している。ただ、あらためて入籍するかどうかは別として、やはり惹かれあう二人は近くにいたいようだ。それだけでなく、ダディ自身もこの一カ月半、さまざまな出来事によって疲れ、離れて暮らす彼女が恋しくなったというのが本音だろう。
ビッグダディは4月から故郷である岩手県盛岡市で「ほねつぎ盛岡屋」を開業している。しかし有名人ならではの宿命か、ゴールデンウィーク中には全国から見物客が整骨院に殺到し、三回も警察が出動する騒動になっていたという。
芸能記者
商売繁盛はいいことですが、店の前には50人以上の人だかりと路上駐車の車があふれ、近所迷惑にも程がある大騒ぎだったようです。今はテレビの影響があって物見遊山のお客が来てくれていますが、ブームはすぐに去ります。教育費のかかる年頃の子どもたちを抱えて生活していけるかどうか。3月末でテレ朝との番組制作契約は解消されたことになっていますが、岩手と宮崎の両家庭に密着して復縁を匂わせるような番組づくりをすれば、まだ視聴率は取れますし、交渉は続いているでしょうね。うまくすれば、盛岡での再同居をスタートさせてからも番組継続、さらに次の子どもを妊娠・出産のおめでた展開すら考えられます。美奈子さんは30歳でまだ若いですしね。
一気に明るい展開を見せてきたビッグダディと美奈子さん家族。親の都合に振り回される子どもたちは災難だが、美奈子さんの連れ子たちはダディによく懐いており、子どもたちのためにもやはり共に生活することが一番と彼女は考えているようだ。この夏もまだ、ビッグダディ一家への世間の関心が薄れることはなさそうである。