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なんでも完璧にこなしてしまう女性ほどケアが必要ー双極性障害

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 キャサリン・ゼタ・ジョーンズが自身の双極性障害(以前の“躁鬱病”)治療を2011年4月に受けたことを『ピープル』誌に告白しました。そして『インスタイル』誌のインタビューによる告白インタビューに答えました。ゼタ・ジョーンズといえば、25歳上の問題児マイケル・ダグラスを立ち直らせ、舞台、映画と子役から大人へと見事に大成して、大英帝国勲章までもらい、2児の母でもあるというパーフェクトな女優です。そんな彼女が実は双極性障害を患っていたとは驚きです。

 双極性障害は、鬱症状態と操状態を繰り返す精神疾患です。気分障害の一つで、以前は躁鬱病と呼びれていました。統合失調症と並んで、二大精神疾患のうちのひとつと言われます。気分障害とは、気持ちが極端に沈んだり、異様なほどハイの状態を繰り返すことを指します。いったん治っても再発しやすく、うつ病のうち10人に1人は双極性障害だと言われます。

 ゼタ・ジョーンズはインタビューで、子育てや夫の咽頭がんの介護などの長年のストレスが双極性障害を患った原因だったと述べてます。また、治療をしながら子育てとどう向き合ってきたのかなども告白しています。「個人的なことを表に出すタイプじゃなかったから大変だったの。でも私の双極性障害が表ざたになったことで、同じように苦しんでいる人たちが克服できるものだと知ることができればと思ってるわ」とのことで、それが今回、自らが双極性障害を患っているという告白につながったようです。

双極性障害には、?型と?型があります。まず、?型は重症な操状態や、混合状態を繰り返し、社会的にも、職業的にも深い影響をもたらします。一方、?型は1回以上の重い鬱病と、軽い操状態を伴い、社会的にも職業的にも多きな影響はもたらさなくても、鬱が長期的に続くのが特徴です。代理人によれば、ゼタ・ジョーンズは現在、エクササイズのおかげで回復しており、2本の出演作のため、仕事に復帰しようと頑張っているといいます。

双極性障害 治療

 病院では単なる鬱病と診断された、または、薬を飲んでいるけれど、治らない、先生が親身になってくれない、などのお悩みを持った方は、双極性障害を疑ってみてください。アメリカの各誌では最近、パーフェクト・ウーマンの問題を次々に取り上げています。そして結論としては、なんでも完璧にこなしてしまう女性ほど、実はケアが必要だということです。






























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