きっかけは『ホンマでっか!? TV』(フジテレビ系・11月7日放送)で、脳科学者の澤口俊之氏が切り出したこんな“学説”だった。
「唇というのは女性のアソコに相当します。実際、女性は、排卵日近くになると唇の色を赤くするんですよ、腫れぼったくもなりますし」
スタジオからどよめきが起こると同時に、テレビ画面にアップで映し出されたのは、カトパンこと加藤綾子アナ(27)の唇だった。
「エ〜!」と悲鳴をあげて、思わず手で口元を隠そうとするカトパン。恥ずかしさのあまり、顔がみるみる赤くなっていく。声こそ聞き取れないが、周囲の出演者に「赤くなってます?」と尋ねているようにも見える。
もともとあっさりとした顔立ちのカトパン。唇も比較的薄めでメークもナチュラルなため、唇に目がいくことはほとんどない。
しかしそういわれれば、この日のカトパンの唇はいつもよりピンクに紅潮しているように見えるし、少しぷっくりと膨らんでいるようにも見える。
司会者のさんまが、カトパンに詰め寄る。
「加藤、これはホンマにそうなんの?」
「あんまり聞かなかった話ですけど……」
そういいながら、カトパンは人差し指をプニプニと唇に押しつける。なぜだかとても艶めかしい。
そして極めつきはこの一言。「唇を見れば排卵日が分かる」と繰り返す澤口氏に「え〜! 今まで、じゃあ……」と返し、〈私の唇そういうつもりで見てたの?〉とでもいいたそうに、再び口元を隠したのである。スタジオは大爆笑だ。
あまりの色っぽさに、ネット上も過敏に反応した。
「リアクション可愛すぎ!」
「どうしても唇に目がいってしまう」
とカトパン大絶賛の声が巻き起こった。
この放送、実はフジテレビの局内でも話題になった。
フジテレビ社員
下品な放送だったという意見は少数派で、加藤アナを絶賛する人が多かった。高島彩アナ(33)以来の逸材といわれている加藤アナですが、こういった“下ネタ”への対応力は確実に高島アナより上。それを見せつけましたね。高島アナだと気を使って周りが下ネタを避けるように配慮する雰囲気があるんですが、加藤アナの場合はどんな下ネタも真っ正面から打ち返し、笑いに変えてしまう。しかもあくまで上品にです。バラエティへの対応度と男性人気では、おそらくもう高島アナより上でしょう。
色っぽさと知性を兼ね備えているとは、さすが人気ナンバーワンである。
フジテレビの女子アナウンサーが、テレビ番組『ネプリーグGP』に参戦した。フリー転身の噂も聞かれる加藤綾子アナに対して進行役のネプチューンが本音を引き出そうとなにかと話を振るのだが、彼女は「そんなこと考えていません」の一点張りだった。
女子アナにタレント性をもたせたのはフジテレビが先駆けだろう。有賀さつきや河野景子に木佐彩子とニュースよりもバラエティでのイメージが残る女子アナも多い。そんな彼女たちも退職していった。その後も人気のあった内田恭子が2006年に退職すると、昨年から今年にかけては高島彩、中野美奈子、平井理央とタレントとしても活躍した女子アナが次々と退職。フジテレビにとっては大きな打撃となったことは間違いない。
11月19日に放送された『ネプリーグGP』に、現役の女子アナ軍団として生野陽子、加藤綾子、三田友梨佳、松村未央、高橋真麻らが出演してクイズに挑戦した。中でもネプチューンから標的にされたのが、加藤綾子アナだった。彼らは加藤アナに対して、「そうやって、フリーになる準備をしてるの?」などフリーアナウンサーへの転身について話題を持っていくのである。
「フリーなんて考えていません!」と加藤アナが返しても、ネプチューンは「でもフリーになりたいんでしょ?」としつこく確認する。彼女はやはり否定するのだが「フリーになったら何をやりたいの?」とさらに聞かれると、「CMですかね」と答えてしまったのだ。
加藤アナもネプチューンのしつこさに根負けして思わず答えてしまったという様子で、「フリーになりたい」というわけではなさそうだ。最近は高島彩が出演するCMが多いので、つい「CM」という言葉が出たのだろう。
加藤アナは司会を務める『ホンマでっか!?TV』で、「彼とキスしながらしゃべったりする」と交際相手の存在を口にしたこともあるのだ。フリー転身はともかく寿退社という可能性も否定できない。