秋の世界遺産ハイキング　熊野古道まんまWALK　まんまみ〜や

　きょうのテーマは「世界遺産・熊野古道」。

　熊野古道の参道を経路にそって全て紹介する「まんまWALK」。参道西側の起点から「熊野本宮大社」を目指す。熊野本宮観光協会・庄田さんの解説。入り口の「世界遺産」の石碑、「瀧尻王子」など「御子神（みこがみ）」をまつる「王子」と呼ばれる寺社などを紹介。

　通ると女性の安産にご利益があるという洞窟「胎内くぐり」、農家による郷土料理「めはり寿司」、1402年創建・熊野古道最古の「高原熊野神社」と境内の樹齢1000年の「クスノキ」、休憩所「高原霧の里駐車場」からの絶景などを紹介。

「熊野本宮大社」の入り口と境内などを紹介した。「八咫烏」をまつり、日本代表のエンブレムと共通することからサッカーファンの祈願も多いそう。「八咫坊ステッカー」などを紹介。熊野本宮大社のご利益グッズをランキング形式で紹介。「ランドセル守り」「八咫烏牛王扇」「勝守」など。「勝守」には守護神・八咫烏が描かれ、なでしこジャパン・サッカー男子日本代表の選手も持っているそう。

　高さ33．9mと日本一高い「大鳥居」を出て「熊野速玉大社」に向かう。熊野川を船で川下り、「権現河原」から徒歩3分。川自体も参詣ルートとして世界遺産に認定されているそう。

「熊野速玉大社」の入り口と境内を紹介した。境内の大樹はご神木「梛の木」。「熊野速玉大神・熊野夫須美大神」、別名「いざなぎのみこと・いざなみのみこと」をまつる。神木の実で作った「なぎ人形」を紹介。

　熊野速玉大社のそばにある「神倉神社」を紹介した。その他一般人による石段538段の頂上、ご神体は巨大な岩「ゴトビキ岩」。

「熊野那智大社」を目指す。2つの寺社の間は「熊野古道高野坂」と呼ばれ、高低差の激しい山道。参道からは「熊野灘」の絶景などが見える。那智勝浦町からは舗装された道へ。熊野・那智ガイドの会の大久保さんの解説。

「大門坂茶屋」では平安衣装の貸し出し体験コースを提供。「熊野那智大社」に続く杉木立の石段は「日本の道100選」入り。表参道の石段は473段、途中には休憩所も。