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尼崎連続変死 殺人容疑で家宅捜索 美代子被告の自宅など

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 兵庫県尼崎市の民家から男女3人の遺体が見つかった事件で、県警は26日、尼崎市長洲東通3丁目の無職角田(すみだ)美代子被告(64)と親族ら数人が3人を殺害した疑いがあるとして、美代子被告の自宅などを殺人容疑で家宅捜索した。捜査関係者が明らかにした。



 捜索に入ったのは、美代子被告が住んでいたマンション最上階の自宅と、昨年9月に尼崎市の大江和子さん(当時66)がコンクリート詰めにされて遺棄されていた貸倉庫。美代子被告は大江さんの死体遺棄事件で逮捕、起訴されている。自宅には午前9時20分ごろ、捜査員約15人が入り、大勢の住民らが遠巻きに見守った。近くに約40年間住み、毎日マンションの前を通るという男性(69)は「事件の話題が毎日のあいさつ代わり。こんな事件で尼崎の名前が有名になってしまった」と肩を落とした。友人らと通りが掛かった主婦(54)は「事件の発覚からずっと騒然とした雰囲気。早く収まってほしい」と話した。

 捜査関係者によると、民家の床下から見つかった3人は、被告の兄と交際していた尼崎市の安藤みつゑさん(71)、被告の長男の妻の姉にあたる同市の仲島茉莉子(なかしままりこ)さん(29)、仲島さんの伯父の高松市の谷本隆さん(68)。いずれも美代子被告宅で親族らから繰り返し暴行を受け、衰弱して死亡した疑いがあるという。

 捜査関係者によると、安藤さんと仲島さんは2008〜09年、谷本さんは04年に殺されたとみられている。3人は美代子被告の自宅バルコニーの物置に閉じ込められていたとの関係者の証言もあるという。美代子被告の関係者は、3人以外に行方不明者数人についても、「マンションのバルコニーで監禁・暴行され衰弱して死亡した」と証言しており、捜査本部は事件の全容解明を目指し、本格捜査に乗り出した。

 マンションから約600メートル離れた貸倉庫には午前9時半ごろ、捜査員約10人が入った。05年に沖縄県で転落死した男性の弟(54)の遺体もこの倉庫でコンクリート詰めにされ、岡山県の海に遺棄された疑いがある。男性は美代子被告の義妹の夫にあたり、関係者によると、生命保険金約9千万円が義妹側に支払われたとされる。 美代子被告の関係者は、この3人以外に、マンションの元所有者だった男性の弟(54)についても「マンションのバルコニーの小部屋に監禁・暴行されて死亡した」と証言。この男性については「市内の貸し倉庫でドラム缶にコンクリート詰めされた」との証言もあるため、関係先として親族が契約していた市内の貸し倉庫も捜索している。

 一連の事件では、大江さんを含めて4人の死亡が確認され、5人が行方不明になっている。



























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