モデルとして活躍する一方、トライアスロンやランニングにもアクティブに取り組んでいる道端ジェシカさん。2012年3月11日(日)には、話題のマラソン大会「名古屋ウィメンズマラソン2012」で初のフルマラソンにも挑戦することを宣言したばかり。そんな彼女に、チャレンジすることの魅力、ジェシカ流のトレーニングのコツについて伺った。
2011年3月11日(日)に初のフルマラソンに挑戦するという道端ジェシカさん。この秋には、「ナイキ」のグローバルキャンペーン“Make Yourself”のメンバーに抜擢されたアスリート。
道端ジェシカ
東日本大震災から1年という日、世界にとっても意味の深いこの大会に挑戦したいと思いました。
現在は大会に向けて、週3〜4日ランと体幹トレーニングを中心としたメニューをこなしている道端さん。忙しい仕事の合間を縫ってのトレーニングが辛く感じる日は?
道端ジェシカ
疲れているときほど、気分転換に体を動かしたくなってしまうんですよね。でもあまりにも疲れている日は、無理にロングランなどをせず、軽いジョグやヨガ、ジムトレーニングなどで体をほぐすだけにしています。コンディションをみながら、自分の体と対話することも重要。筋肉痛を残さないためにも、トレーニング前後のストレッチを念入りにすることも大事だと思います。
腹筋を5分ほど行ってから走り始めると体幹に効いて、走り終わった頃にはお腹がペタンコになる、といううれしい情報も。
道端ジェシカさんは昨年から、トライアスロンに挑戦していることでも知られている。
道端ジェシカ
周囲にトライアスロンをやっている人が多かったですし、海外ではとても人気のスポーツのひとつ。私もやってみたいな、とごく自然に思いました。2010年のオーストラリアでの大会を皮切りに、いくつかのレースにも出場しています。やる以上はとことんやりたい。目標を高くもって何かにストイックにチャレンジすること、努力を惜しまない自分でいることが、好きなんです。そういう時間が自信につながりますね。大会に向けてどんどん気持ちを集中させていって、レース当日の朝はまだ暗いうちに起きてスタートに合わせてコンディションを整えていく。あの緊張感がたまりませんね。
日頃のランやトレーニングは、朝いちばんに実践することが多いと語る。
道端ジェシカ
朝は苦手なんですが、頑張って起きます(笑)。そのほうがトレーニングの調子がいいから。辛い日はベッドの上でヨガをしながら呼吸を深くして、体を目覚めさせるように心がけています。
キュッと引き締まった誰もがうらやむメリハリボディだが、食事制限はしていないという事実。プロポーションキープはスポーツのおかげ?
道端ジェシカ
食べたいものを好きなだけ食べる主義なんです。夜のデザートもしっかり食べてしまいます(笑)。むしろ、だから運動するといっても過言ではありません。走ることによってカロリーを消費するので、走る1〜2時間前にはちゃんと炭水化物をとっておくこと、そしてトレーニング後は筋肉が作られるように豆乳や鶏肉といった良質のたんぱく質を摂ることを意識しています。日本では、ランやトライアスロンは足が太くなるという誤解がありますが、正しく使えばむしろ細くなるんです。
モデルという職業柄、スポーツ時の紫外線対策やスキンケアも大変なのでは?
道端ジェシカ
SPF値の高いUVでケア、キャップやサングラスでの日よけはもちろん欠かしません。また汗をかいたらすぐにシャワーで流し、保湿のためにもバスルームで即ボディオイルを塗るようにしています。体が濡れたまま、というのがポイントなんです。
トレーニングを続ける大切さは身にしみてわかるけれど、“継続”するマインドはどうやって維持しているのだろう?
道端ジェシカ
私の場合は、You Tubeの動画がモチベーションを高めるのに一役買ってくれているんです。体ひとつで勝負している、オリンピックの水泳選手の映像を見て『自分もこんな風になりたい!』とイメトレしたり、ミュージックビデオを見て気分をアゲたり。“こうなりたい”“楽しい”と思えるビジュアルを用意して、具体的にイメージすることが大切だと思います。
2012年は「名古屋ウィメンズマラソン2012」に続き、早くも4月のハワイでのトライアスロンレースに参戦を決めたという道端さん。
道端ジェシカ
ハワイはトレーニングにも向いている都市。山も海もあるし、ホテルのジムもプールも充実している。自転車があればもっと行動が広がりますよね。3種目を一度に体験できるトライアスロンは、そういう意味でも魅力的なスポーツだと思います。マラソンにしろトライアスロンにしろ、目標をクリアする喜び、仲間との連帯感、そして自然を楽しむことなど、たくさんの喜びがあります。そのうえ、以前より体が引き締まり、速く、強くなった自分を感じられるのがほかにはない幸せ。みなさんもぜひ、自分なりのチャレンジを始めてみてください。
身につけるウェアで気分を上げることも、楽しくトレーニングを続ける大切なファクターだ。
道端ジェシカ
ラン用のウェアは、なるべく明るい色を選ぶようにしています。それだけで元気がわいてきますし、やる気になれます。トレーニングウェアは体のラインを意識できるように、ボディにぴったりとフィットするタイプを選ぶのが信条です。
シューズも距離によって履きわけるというこだわりぶり。
道端ジェシカ
5〜8キロ程度の短い距離を走るときや軽いトレーニングのときは『ナイキ ルナグライド』。自分の好みに合わせて、文字を入れたりカスタマイズできるNIKEiDお気に入り。長い距離なら『ナイキ ズーム ストラクチャー』、ジムでのトレーニングなら、裸足感覚が心地よい『ナイキ フリー』と履きわけています。とにかくランシューズ1足あれば、旅先の海外でも走れるし、もっと自然を楽しむことができますよ。
美貌をキープする愛用品も女子なら気になるところ。運動の後のビューティ・アイテムとして絶賛愛用中と教えてくれたのが、「SHIGETA」のオイル。
道端ジェシカ
運動後は冷水と熱いお湯を交互に浴びて、血流をアップさせから、バスソルトをたっぷり入れたバスタブで半身浴をしつつ、筋肉痛に効くペパーミントなどのオイルでボディマッサージするのが習慣。SHIGETAの『フリー・ミー』は、特に筋肉疲労やマインドも落ち着けてくれて、今や欠かせないアイテムです。
【ELLE】道端ジェシカが語る!トレーニング・ビューティの秘密|エル・オンライン