バレーボール女子のロンドン五輪世界最終予選(5月19日〜27日)第3日が22日、東京体育館で行われ、2連勝と好スタートを切った全日本女子は第3戦でタイと対戦する。
日本は初戦のペルー戦、続くチャイニーズタイペイ戦でストレート勝ちを収め、第2日を終えた時点で首位に立った。2試合とも序盤はやや硬さが見られたものの、木村沙織や荒木絵里香(共に東レ)の高さを生かした攻撃などで、相手を寄せ付けなかった。
アジア勢3連戦の2試合目の相手は、近年力をつけているタイだ。今大会初戦はロシアに敗れたものの、第2戦では世界ランク6位のセルビアを3−0で下して勢いに乗る。セッターのヌットサラ・トムコムを中心に、バリエーション豊富なコンビバレーを展開。エースのマイカ・クントーンが攻撃をけん引する。全勝で1位通過を目指す日本にとっては、正念場となるだろう。
■タイとの通算対戦成績(1993年4月〜2012年4月)
日本 25勝4敗
■最近5試合の対戦成績
日本 4勝1敗
・第15回アジア選手権(09年9月12日)
●日本 1−3 タイ
・ワールドグランドチャンピオンズカップ2009(09年11月12日)
○日本 3−0 タイ
・ワールドグランプリ2011決勝ラウンド(11年8月27日)
○日本 3−0 タイ
・第16回アジア選手権(11年9月19日)
○日本 3−0 タイ
・第16回アジア選手権(11年9月22日)
○日本 3−2 タイ