心臓移植ミステリーには驚きました。趣味の遺伝が起こるのですね。動物は、まず腸だけの生き物(腔腸動物)から進化し、その後、脳を持つ動物が進化してきました。だから、腸から出される指令が脳からの指令よりも優先されるのだといいます。空腹感などの食欲や腸の動きは、腸からの指令が脳へ届き、動かされている。
私たちは脳が全ての指令をしていると勘違いしがちですが、腸が指令を出していたわけです。脳よりも腸が優先される指令も実はとても多いという話には説得感がありました。臓器移植によって提供者の記憶が内臓に残っているという事例がいくつも報告されているそうです。だから、腸も記憶する力も持っていると考えられるのだそうです。
さらに驚いたのは分裂病など神経の病気は脳の病気ですが、心療内科といわれる心の病は腸の病気だというお話です。あるテレビ番組で、心を病んで心療内科にかかった子供たちたちの多くは、食育の指導が必要だと指摘していました。つまり、腸を治すことが、心を治すことにつながるのだな。それを医学の世界からもはっきり示して田中保郎先生の動画です。 http://youtu.be/IVWqA9aB5_E
現在、腸の健康で静かなブームの田中保郎先生のお話しを聞いていると、腸には超能力があるという感じになります。私は大分前、睡眠導入薬を服用していたのですが、それによって眠ることはできたのですが身体の不調も酷かった。「睡眠薬での眠りは体は休んでいても心は休んでいないことがい」と語る先生のお話しに同感しきりです。そして、その多くがお腹(腸)にあること・・・よいお話を聞かせていただきました。