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東武鉄道株が存在感、スカイツリー効果で上昇基調/開業に合わせ、台東区など記念59事業

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 東武鉄道株の底固さが目立っている。世界的な株安で日経平均株価の下げ基調が強まった8月9日からの株価上昇率をみると、東武株は22%上昇し、他の大手私鉄を上回る。来年5月開業の「東京スカイツリー」の収益貢献への期待を背景に、東武株がじわりと存在感を高めてきた。

 8月9日からの株価上昇率は、首都圏私鉄で時価総額首位の小田急電鉄が18%、2位の東京急行電鉄は17%。東武の株価はツリー展望台の団体予約受け付けを始めた11月下旬から動意付き、11月25日は393円(終値)と東日本大震災後の高値を付けた。

 東武は中期経営計画の中で、13年3月期の連結営業利益の目標を400億円(今期予想は270億円)としている。このうちツリーと商業施設など「周辺街区」の貢献は計20億円。だが、これには今年発表したツリー展望台の入場料を織り込んでいない。

 会社側は6月に第1展望台で2000円の入場料(大人、第2展望台はプラス1000円)を公表。初年度の入場者を約540万人と見込んでいる。仮に平均入場料を2000円とすると、100億円超の増収要因となる計算。市場関係者からは「入場料収入の上乗せで来期の利益計画は上振れする可能性がある」との声が出ている。

 鉄道や傘下の流通業、ホテルなどへの波及効果も見込める。周辺街区の商業施設には既に全310店の入居が決定。東武はツリー開業で来期、鉄道業で13億円、ホテルや旅行業などで27億円の増収効果を見込む。ツリー効果を織り込み、UBS証券は10月に目標株価を引き上げた。個人株主比率が5割超と東急(4割弱)よりも高く、株価がツリー効果に敏感に反応しやすい面もある。

 株式市場では東武以外にもスカイツリー特需をはやす動きが出ている。アサヒグループホールディングスはオフィシャルパートナーとして商品にロゴを付けるなどキャンペーンを展開。株価は他のビール大手よりも底堅く推移する。


 台東区は16日、来年5月22日の東京スカイツリー開業に合わせ、来年1年間、区や地域団体が主催する計59の「台東区記念事業」を実施すると発表した。

 区主催は計11事業で、スカイツリー開業日から6月30日まで隅田公園内に浮世絵を描いた行灯(あんどん)を設置する▽5月26日か27日に雷門通り(予定)で浅草サンバカーニバルなど区内の名物イベントを紹介する−−などが目玉。上野、浅草両観光連盟や各商店街などの地域団体は、スカイツリー開業記念セールや祭りなど計48事業を実施する。


台東区長・吉住弘
 年間を通じていろいろなイベントをしていくので、台東区に行けば楽しいことがあると思われるようにしたい。


(日本経済新聞「東武鉄道株が存在感、スカイツリー効果で上昇基調」より) :
(毎日jp(毎日新聞)「東京スカイツリー:開業に合わせ、名物イベント展開 来年1年間、台東区など記念59事業 /東京」より)


 来年は辰年、龍の如く空を舞うのは東京スカイツリーだけかもしれない。

























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