フィギュアスケート四大陸選手権(ISU Four Continents Figure Skating Championships 2012)は11日、米コロラド(Colorado)州コロラドスプリングズ(Colorado Springs)のワールドアリーナ(World Arena)で女子シングル・フリースケーティング(FS)が行われ、ショートプログラム(SP)で2位につけていた米国のアシュリー・ワグナー(Ashley Wagner)が128.34点を記録し、合計192.41点で優勝を飾った。
SPで首位に立っていた日本の浅田真央(Mao Asada)は、合計188.62点で2位に終わった。3位には合計176.18点で米国のキャロライン・ジャン(Caroline Zhang)が入った。
1月末に行われたフィギュアスケート全米選手権(2012 Prudential U.S. Figure Skating Championships)で初優勝を飾ったばかりのワグナーが、世界フィギュアスケート選手権(ISU World Figure Skating Championships)で2度の優勝を誇る浅田を退けた。
ワグナーは3位から逆転優勝を飾った全米選手権に続き、再び逆転で金メダルを手にしている。
そのほかの日本勢では村上佳菜子(Kanako Murakami)が合計169.32点で4位、今井遥(Haruka Imai)が合計134.49点で9位だった。
同日行われたペア・ショートプログラム(SP)では66.75点で中国の隋文静(Wenjing Sui)/韓聰(Cong Han)組が首位に立ち、2位には63.35点で米国のケイディー・デニー(Caydee Denney)/ジョン・コフリン(John Coughlin)組、3位には62.42点で米国のメアリー・ベス・マーレー(Mary Beth Marley)/ ロックニ・ブルベイカー(Rockne Brubaker)組が続いた。日本の高橋成美(Narumi Takahashi)/マービン・トラン(Mervin Tran)組は61.54点で4位につけている。
また、アイスダンス・ショートダンス(SD)では、72.15点を記録した米国のメリル・デイビス(Meryl Davis)/チャーリー・ホワイト(Charlie White)組が首位に立ち、2位には71.60点でカナダのテッサ・ヴァーチュー(Tessa Virtue)/スコット・モイア(Scott Moir)組、3位には64.23点でカナダのケイトリン・ウィーバー(Kaitlyn Weaver)/アンドリュー・ポジェ(Andrew Poje)組が続いた。
(2012年02月12日 AFPBB News「ワグナーが初優勝、浅田は2位 四大陸選手権」より)