一部の一般紙が3日に掲載した格安航空(LCC)「エアアジアX」の広告がサラリーマンの間で話題だ。「東京から毎日運航」「クアラルンプールまで片道9000円」といった内容だが、目を引いたのはズラリと並んだ美女たち。妖艶なアジアンビューティーがスッチー姿を披露している。全員、現役の乗務員という。「この価格で、これほど魅力的なスッチーが揃っているのか」というわけだ。
航空関係者によると、「LCCの客室乗務員は美形が多い」という。なぜか。
業界関係者
業界では“ノンフリル”と呼びますが、LCCは機内食や映画などのエンターテインメントのサービスがない。わずらわしい接客が少ないので、言葉づかいや所作はそれほど重要ではありません。見た目が勝負です。またLCCは中小型機なので、身長が低くても採用されます。大型機を導入する大手は、手荷物を入れる場所が座席の上にある関係から、背が低い女性は採用されない。その分、LCCは顔を重視するのです。
採用基準にも秘密があった。某LCCは高卒を採用するが、大手航空会社は大卒以上が一般的だ。つまり10代後半のスッチーが存在するのはLCCだけなのだ。
しかも20倍、30倍の狭き門を突破した美女ぞろい。運賃が安いうえに目の保養にもなる。最高のフライトだ。
(日刊ゲンダイ2012年2月4日掲載「格安航空 “美人スッチー”が多いのはなぜ?」より)