8月1日、ある『Twitter』ユーザーが、『【岩国】苦情の9割が報道ヘリ騒音 住民から「朝から報道のヘリがうるさい」という苦情が寄せられ、「オスプレイ陸揚げはどうでもいいから報道ヘリをなんとかしてほしい」「ヘリコプターの騒音が仕事に支障を来している」との内容もあった。』とツイート、新聞記事の一部が映った写メをアップした。
記事は、山口県の岩国市で発行している“日刊いわくに”という地方新聞のものだそうであ。ガジェット通信がその“日刊いわくに”に確認したところ、上記内容は8月1日の紙面のものだという。
7月30日にオスプレイの陸揚げ作業が行われたが、岩国市基地政策課に10件の苦情が寄せられ、9件は陸揚げ作業の様子を上空から撮影する報道関係者の取材用ヘリの騒音に対してのものだったとのこと。オスプレイの陸揚げに反対する苦情が1件だったという。
上記ツイートは8月2日までに15時の段階で6500件以上リツイートされ、1100件以上お気に入りに追加されているようだ。
報道ヘリに関しては、阪神大震災のときに上空から撮影していたが、その騒音のせいで助けを求める人の声が聞こえなかったなどといった意見があったとも聞いた。それについては嘉門達夫が『怒りのグルーヴ〜震災編〜』という歌で歌っていたりしたのだが、マスコミがそういった意見について反省したことは果たしてあったのだろうか。
我が身を省みないという点では宜野湾市民も同じ。
⇒オスプレイ合意違反は全くない 防衛省ー宜野湾市民はどういう了見でこの世に面を晒しているのだろう
宜野湾市における公民館からの騒音、野球ボールやサッカーボールなどが敷地内に飛び込んでくる立地、こうした被害に対して日本の警察は怠慢である。立件できる明確な法律がないからかも知れない。どちらにせよ、こういう被害になる家は「ターゲット(標的)」と呼ばれているらしい。ターゲットになる家に住んでいる方が悪いというのが住民の認識であるらしい。
ターゲットになっている方が悪いという市民は「沖縄は差別されている」と叫ぶ。言い換えれば「ターゲットにされている」という意味だと思うが、これもまた我が身を省みずによく言えるな、という感情を持ってしまう。そう思うのは心にとっては非常に危険だ。なので市民の言動は自然と遠ざけてしまう癖がついた。それは精神衛生上とてもいいことだと思う。
※画像は『Twitter』より引用