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脳死移植の承諾理由、家族の75%「誰かの役に立ちたい(社会貢献)」ー自身が褒められたいのでは!?

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 脳死移植の事後評価をする厚生労働省の検証会議は24日、1997年の臓器移植法施行後の150例の検証結果を発表した。2010年7月の法改正後に臓器提供を承諾した家族の75%が「社会貢献」を理由に挙げていることが判明。厚労省は「家族はかつての本人の意見などを念頭に、自分たちの気持ちと合わせて承諾するか判断している」と分析している。

 脳死下の臓器移植はこれまで219例実施。うち99年2月〜12年6月に臓器提供され、検証が終わったものをまとめた。提供者は6歳未満〜70代で、平均年齢は46歳。検証結果は12年3月の102例に続き2回目。

 150例のうち法改正後に家族承諾で臓器提供されたのは56例。承諾した理由(複数回答)を家族に尋ねたところ、「誰かの役に立ちたい」といった「社会貢献」が最多の42例(75%)で、「誰かの中で生き続けてほしい」などと願う「生命の永続」が19例(34%)、「本人の臓器提供に関する発言の尊重」が18例(32%)で続いた。

 脳死移植は本人の書面の意思表示が必要だったが、法改正後は本人の意思が不明でも家族の承諾だけで可能になった。


◆脳死下での臓器提供事例に係る検証会議 検証のまとめ

 平成24年3月に公表した「脳死下での臓器提供事例に係る検証会議102例の検証のまとめ」に、さらに平成24年度に検証会議で検証した48例の検証結果を追加し、報告書としてとりまとめました。

【報告書】(PDF:1.27MBKB)

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 これはあくまで一つの見方だが、かつて褒められ者になろうとしていた青年、かつ権威・権力に弱く、お世辞に弱く、一人の時は弱いが集団となり責任の所在が不明確になったとたん気が強くなる人が親になる。そうした人には、自身が何らの責任も負わない形での「社会貢献(誰かの役に立ちたい)」という言葉は耳に非常に心地よく響くだろう。これを厚労省が分析したように「家族はかつての本人の意見などを念頭に、自分たちの気持ちと合わせて承諾するか判断している」と言えるのだろうか?




























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