AKBグループで一番の“おバカ”と認められ、ユニットBKA48のセンターを務める川栄李奈が『めざましテレビ』に出演した。彼女は“おバカ”と“足が臭い”というキャラで知られるが、実際はどうなのか。番組のインタビューで現状を明かしている。
4月20日に放送されたバラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』の「め茶の水女子 AKB48期末テスト」で最下位となった川栄李奈だが、その後に「中学の時はすごく勉強できたし、英検5級を持っている」とバカセンターへの不満を漏らしているのだ。そんな彼女が5月27日に『めざましテレビ』の“すっPPIN”コーナーに出演した。
川栄李奈はBKA48のセンターとなったことについて、「頭の辞書(の言葉)がまだ少ないので、それを引き出すことが難しくて、あまり相手に話が伝わらない」と彼女なりに表現した。友だちからも「バカばれちゃったねー!」といったメールが届いており、周囲からも“おバカ”と思われている節がある。彼女の母親からは「本当に恥ずかしいからやめてちょうだい。バカをさらすな」と言われているらしい。
将来の夢を尋ねられた川栄は「勉強したい。このまま育つとヤバイです。“九九ができない”おばあちゃんなんて嫌じゃないですか。頭のいい大人になりたいです」と語った。つまり、現状は“おバカ”であることを認めたのである。
一方、“足が臭い”という噂について彼女は「代謝が良くて汗を凄くかくので、靴下とタオルはいつも持ち歩いています」と説明しながら愛用の5本指靴下を見せてくれた。中学時代は穴が開いても、もったいないので縫って使っていたのだが、今はファンから靴下をプレゼントされるので助かっているようだ。
メンバーの間でも川栄の足は臭いという認識があり、家に遊びに行くと「『ちょっとスプレーしますねー』と勝手に消臭スプレーされる」らしい。しかし先輩の指原莉乃がクリームをくれたり、高橋みなみが角質ケアのシートをくれたことで状態は良くなっている。彼女も「全然普通の感じになって、改善までもう一歩ですね」と自信を見せた。
指原莉乃の2ndシングル「意気地なしマスカレード」のために結成された“指原莉乃 with アンリレ”のメンバーに抜擢されるなど、昨年からメディア露出が増えて注目されていた川栄李奈の人気はBKA48で一気にブレイクした形だ。
彼女はそんな今の勢いについて「今年はバラエティや歌番組に出演できて、選抜メンバーと同じような扱いをしてもらっている」と捉えており、AKB選抜総選挙も「今年は入らないとヤバイです。アンダーガールズ(17位〜32位)には入りたい」と決意を示す。
昨年のAKB選抜総選挙では圏外だった彼女が、先日の投票速報では33位に入ってきた。このタイミングでBKA48による楽曲「ハステとワステ」が話題になっており、“川栄推し”という三宅正治アナも「この歌はいいね!」と絶賛する良曲である。今の調子で人気が伸びれば、今年はアンダーガールズ以上の躍進を見せる可能性もありそうだ。