04年「世界の中心で、愛をさけぶ」に続く2度目の助演女優賞の長澤まさみ(24)。大ヒットの恋愛コメディー「モテキ」で、“かわいさ最強”のみゆき役を前面に出しつつ、主人公を翻弄(ほんろう)する大胆なラブシーンにトライ。はじけた演技でイメージを一新した。
長澤まさみ
一作でイメージがガラリ変わるって抵抗があったです、私。でも『モテキ』では、見たことのない自分をみんなが求めている、自分自身もそれを受け入れていこう、受け入れたいと…。だから、過激シーンも傷だらけになったラストシーンも、こんな私を見てもらえるとすがすがしかった。ターニングポイント? そうですね。私のモテキは東京の中学校に転校したとき。人見知りだから、みゆきのようにコミュニケーション能力があったら、またモテキがくるかな? やっぱり私もモテたいです(笑)。
(2012年1月25日 中日スポーツ「長澤まさみ「モテキ」で弾けた 第54回ブルーリボン賞 助演女優賞」より)