サッカーの元イングランド代表主将で、フランス１部リーグのパリ・サンジェルマン（ＰＳＧ）に所属するＭＦデービッド・ベッカム（３８）が１６日、今季限りでの現役引退を表明した。
英ＢＢＣ放送は、ベッカムの「現役続行の機会を与えてくれたＰＳＧに感謝している。しかし、最高のレベルでプレーするという観点から、競技生活を終えるべき時期だと感じている」との談話を引用して報じた。
ベッカムはマンチェスター・ユナイテッド（イングランド）やレアル・マドリード（スペイン）、米メジャーリーグ・サッカーのロサンゼルス・ギャラクシー、ＡＣミラン（イタリア）などでプレー。今年２月からＰＳＧでプレーしていた。
イングランド代表としては１９９８年フランス大会、２００２年日韓大会、０６年ドイツ大会の３大会に出場するなど、１１５試合に出場した。
デービッド・ベッカム（英国）９２年からマンチェスター・ユナイテッドでプレー。右足の正確なキックで頭角を現し、９６年にイングランド代表デビュー。Ｗ杯には９８年フランス大会から３大会連続出場。代表では１１５試合に出場し、１７得点。レアル・マドリード、ロサンゼルス・ギャラクシー、ＡＣミランでプレーし、今季途中にパリ・サンジェルマンへ移籍した。ロンドン近郊レイトンストーン出身。１８３センチ、７５キロ。３８歳。