3月1日(金)放送のフジテレビ系「僕らの音楽」に倖田來未がメインゲストとして登場する。
トークパートでは、倖田が母親でありエンタテイナーでもあるという共通点から会いたかったという北斗晶をゲストに呼び対談。2人には“方向転換”という共通テーマもあり、北斗はレスラーとして正統派からヒールへ転身したこと、倖田はデビュー当時太っていたが“エロかっこいい”イメージへ変身を遂げたことを振り返る。また、ともに子を持つ親として仕事と育児の両立について話を展開する。
倖田のスタジオライブでは、カバー元である工藤静香、久宝留理子それぞれとの共演が実現。「Blue Velvet」を一緒に歌う工藤は「昔どうしても共演したい先輩アーティストがいたんだけど断わられて、だから自分がそういう立場になったら絶対に来ようと思っていた」とコラボレーションに関してコメントを寄せている。倖田はこの2曲のほか、米米CLUB「Shake Hip!」のカバーも披露する。
27日にカバーアルバム「Color the Cover」をリリースする歌手の倖田來未が、25日に大阪・浪速区の「なんばPARKS」で行われたトークイベントで、楽曲カバーについての思いを語った。
発売前から何かと話題を集めている同カバーアルバム。1998年に他界したロックミュージシャン・hideさんの名曲「ピンクスパイダー」や、小沢健二のヒット曲「ラブリー」、そのほかにも山崎まさよしやエレファントカシマシ、UAなど人気アーティストたちの楽曲カバーを収録する同作だが、多くのファンをもつアーティストたちの人気曲だけに、原曲のイメージと異なる大胆なアレンジを加えられるカバーには、原曲に思い入れのあるファンからの反発も少なくない。同作収録曲がテレビや動画サイトなどで公開されると、「名曲が台無し」「リスペクトが感じられない」などと、ネット上では批判の声が相次いだ。
トークイベントでは、そんな同作について言及。収録曲の選曲については様々な世代の男性や女性スタッフから意見を聞いて選んだそうで、最終的な決定は、「カラオケの機材をスタジオに持ち込んでひたすら歌いました。歌いながら楽曲の方向性を考えて、最終的に“収録したい!”と思った曲をそれぞれの事務所さんに歌わせてくださいってお願いしたんです」という経緯だったことを明かす。話題となっているアレンジについては、「自分が納得のいくまでアレンジを加えながら制作しました」と倖田。「私にとって楽曲をカバーするということはオリジナルの曲を歌うよりも難しいです。原曲のイメージがあるからこそ、いい意味で倖田色に染めなきゃなって思うんですよね」と、カバーに対する思いを語った。
「Color the Cover」は2月27日発売。