カーリングで来年のソチ冬季五輪につながる世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権は12日、札幌市のどうぎんカーリングスタジアムで開幕し、女子で3連覇を狙う中部電力は1次リーグ初戦でチーム青森を8―5で下し、白星スタートを切った。北海道銀行やロコ・ソラーレ北見も順当に初戦を突破した。
男子は4連覇を狙うチーム北見やSC軽井沢クの強豪も勝った。
男女とも8チームによる総当たりの1次リーグを行い、上位4チームによるプレーオフで勝者を決める。
日本カーリング協会は12日、ソチ五輪出場権を獲得した場合の日本代表を、パシフィック・アジア選手権の代表決定戦(9月中旬)で決めると発表した。
カーリングの五輪出場権は昨年と今年の世界選手権(3、4月)で8チーム(開催国ロシア含む)を決め、残り二つの枠を今年12月の世界最終予選で争う。
パシフィック・アジア選手権に出場する日本代表は、男女各4チームによる代表決定戦で選ばれる。出場4チームは男子はSC軽井沢ク、チーム北見、女子は中部電力の他、日本選手権の上位チームが出場する。