米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)への新型輸送機「MV22オスプレイ」の配備に反対する集会が9日、佐賀市内で開かれ、沖縄県平和運動センターの山城博治事務局長が、飛行の現状などについて語った。
佐賀県平和運動センターが主催。山城事務局長は九州各県で講演しており、今回で6県目。
オスプレイはCH46中型輸送ヘリの後継として、昨年10月に同飛行場に配備された。両翼端の回転翼の角度を変えることで、垂直離着陸と水平飛行ができる。開発段階で事故が相次いだため、危険性を指摘する声が根強い。
山城事務局長は「地形に沿って飛行する訓練を行っており、危険極まりない。夜は、懐中電灯の光が機体に届くほど低空を飛んでいる」と説明。オスプレイが訓練で佐賀県にも飛来する可能性を挙げて、「沖縄だけの問題ではない。全国の人に関心を持ってもらいたい」と訴えた。
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山城事務局長は「夜は、懐中電灯の光が機体に届くほど低空を飛んでいる」と述べていますが、懐中電灯は、タイプによって対象物を照らす距離に差があります。
?5m位までの近距離
高輝度LEDを複数使用した懐中電灯がおすすめです。高輝度LEDの光は広がりがあるので、比較的近い距離を広範囲にムラなく照らすのには最適です。高輝度LEDは半導体素子ですので、球切れの心配がなく半永久的に使用できます。
?5m以上の中遠距離
電球モデル、スーパーLEDモデルをご選択ください。電球モデルには球切れがありますが、導入初期コストがLEDモデルよりも安く、中距離以遠への照射性能にも優れた光源です。近年のスーパーLEDの性能アップには目を見張るものがあります。特にストリームライト社の「C4スーパーLED」は、日進月歩の最先端LED技術を取り入れており、現在では最も人気のある光源となっています。
?20m以上の遠距離
「C4スーパーLED」、キセノン電球、ハロゲン電球を用いた比較的大口径の懐中電灯をおすすめします。大型反射鏡を備えた懐中電灯であれば、光源の発した光を効率よく集光して、細い光軸で光を遠方まで届けますので、ある程度の距離でもシャープに照らすことができます。
このように懐中電灯が照らす距離は違うのです。山城事務局長は、どういうタイプの懐中電灯を用いて機体を照らしたかは語っていません。ですので「低空を飛んでいる」という事実があるのかどうかは判断できないでしょう。
アメリカではヘリに対してレーザー照射を行う事案が年々増加していて社会問題になっているそうです。
⇒昨年7月、ケネディ空港でレーザー照射で機長が目に負傷 福岡市大濠公園で自衛官がレーザー攻撃
走っている車に懐中電灯を向けて、光源で運転手の顔を照らす人はいないと思います。そうした人がいれば暴行罪(同法208条)に当たるのではないでしょうか。その行為により事故を起こして怪我をさせれば傷害罪(同法204条)、死に至らしめれば傷害致死罪(同法211条1項)、殺意まであったとしたら殺人未遂罪(同法203、199条)、死亡させれば殺人罪(同法199条)ということになるのではと思います。
沖縄県平和運動センターはもちろん、沖縄人でやたらと平和を口にする人たちの、その平和の定義を聞いたことがありません。そこで、ある現象が起こります。それは彼らとは平和について語れないということです。