共和党支持者でアメリカのガチ保守である事で知られるテキサス親父は、2007年にYouTubeに動画を投稿し始めて以来、一貫して、民主党の政策等を批判する動画を作っていた。
アメリカの民主党も日本の民主党と似たり寄ったりのリベラル売国政権で、政策に失敗しても誰1人として責任を取らない。
また、ヒラリー・ダイアン・ローダム (Hillary Diane Rodham)国務長官は、夫のビル・クリントン(元合衆国大統領)共々、シナ政府、人民解放軍より金銭供与されている事も事実として報道されている。
この点も、外国人からの献金を受けている日本の民主党政権と同じ。
http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/080414-185913.html ←<その内のほんの一部に関する記事>
クリントン夫妻・民主党党本部・民主党有力議員に贈賄するため、香港・東南アジア・北米の100社以上の企業を使用。特にリッポーという会社がビル・クリントンが上院議員時代から太くつながっている。
この動画の中で、ヒラリー・クリントンに関しての事も出てきているが、実際の所は、ヒラリー・クリントンが中国に反旗を翻すとも思えない節もあるので、単なるゼスチャーである可能性も否めない。
しかし、今回の東アジアサミットで米オバマ大統領は、中国への毅然とした態度を示している。
(私感では、単に来年の選挙の為の実績作りであると思う)
これについて、テキサス親父は、「良くやった!」と言う事のようだ。
手放しでは喜べる事でも無いと思うが、シナに攻撃を受けても何の反撃をする術がない日本の現状では、これに望みを託すしかないのか?と言う独立国とは言えない現状が未だに続いている。
シナは、日本の尖閣列島に仕掛けているような領土覇権主義的動きをアジアの他の地域や海域でも行っており、このサミットは、このシナの動きを明らかにアジアの共同体として批判する動きとなった事は事実。
シナの恩家宝は、領土問題は東アジアサミットで話し合う問題ではなく各国、それぞれと1対1で話すべきだと主張したが、この場合は、シナによるそれぞれの国への脅しによってシナに有利にしか働かないために、集団でシナ包囲網を作る好機となった事は、シナを牽制する意味での貢献度は高いサミットであったと言える。
日本は空気が支配する国である。その特長は、外交において一方の軸に感情移入して拘束され、他方に対するということだ。この態度は新井白石によって完成された。彼は外国の文化の受容に関して賢愚という考え方を打ち立てた。外国の賢なる部分は愚かなる部分は受け入れない。個人に換言すれば、自己の内なる善を相手に感情移入させ、その善なることは受け入れるが、自己の内なる悪を相手に感情移入させて、それは受け入れないという心的態度である。こうした心的態度から空気も生まれ、外交においては日本人が善なる国とした相手に一方的に感情移入して、それに拘束される。いわば新井白石は鎖国思想の教祖のような人だが、今も彼の思想から抜け出せないでいるのが日本人である。
この状態だから自主外交など成り立たない。その意味で55年体制(アメリカとソ連の二極対立の冷たい戦争)は日本にとって好都合だった。アメリカに拘束されつつ世界に対していれば良かった。それが崩壊したのが橋本政権の頃である。アメリカとの良好な関係を強調しても、日本人の心的態度は、それでは落ち着かない。こちらの善なる部分をアメリカに感情移入したところで、それでは、日本人の悪なる部分はどこに軸を持てばいいのか。悪の枢軸といわれる国々だろうか。それとも中国だろうか。しかし、それは上手くいっていないようだ。
そのため、日本の政治は橋本政権の頃から漂流しつづけている。問題はいろいろとあるだろうが、根本的な原因は新井白石の鎖国思想によって、今も私たち日本人は社会を規定し、その延長上に外国を規定し、それに対応する組織で対処しているという点にある。
余談だが今の天皇家を宮家として創設したのは新井白石である。鎖国思想という観点から宮家創設問題を考えてみるのも面白い。