東日本を中心に、これから雪が降り、関東や東北南部の太平洋側の平野部でも雪が積もる見込みです。気象庁は、交通への影響や路面の凍結などに十分注意するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、低気圧が発達しながら西日本の南海上を東へ進んでいるため、西日本と東日本の広い範囲で雨になり、日本海側や標高の高いところでは雪やみぞれが降っています。
これから気温が下がり、雨が降っている地域でも次第に雪に変わる見込みで、関東甲信や東北南部の太平洋側では日中にかけてまとまった雪が降る見込みです。太平洋側の平野部でも雪が積もる見込みで、気象庁は雪による交通への影響や路面の凍結などに十分注意するよう呼びかけています。
JR東日本は、首都圏で、電車のダイヤの乱れを最小限に抑えるため、山手線など主な路線で、6日の始発から昼にかけて運行本数を減らすことにしています。
JR東日本によりますと、6日の始発から正午までの運行本数をふだんの70%に減らす路線は、▽東海道線と、▽横須賀線、▽総武線の快速電車、▽中央線の快速電車、▽中央・総武線の各駅停車の電車、▽山手線、▽京浜東北線、▽根岸線、▽埼京線、▽宇都宮線、▽高崎線、▽常磐線の快速電車、▽武蔵野線、▽南武線、それに▽横浜線です。また、▽京葉線と▽常磐線の各駅停車の電車、それに▽川越線の大宮と川越の間は、始発から午前10時まで運行本数を70%に減らし、▽青梅線の立川と青梅の間は始発から午前10時まで50%に減らす予定です。▽湘南新宿ラインは始発から午前中の運行を取りやめるということです。
さらに、中央線では、新宿と山梨県方面や長野県の松本方面を結ぶ特急列車「スーパーあずさ」や「あずさ」それに「かいじ」のうち、午前中に出発する上下合わせて20本の運休が決まりました。