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12月の鉱工業生産指数2.5%上昇 基調判断は改善‐短周期の景気後退から脱出か

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 経済産業省が31日発表した2012年12月の鉱工業生産指数(05年=100、季節調整済み)速報値は前月比2.5%上昇の88.9だった。プラスは2カ月ぶり。基調判断は「低下傾向にある」から「下げ止まりの兆しがみられる」に変更した。

 QUICKが30日時点で集計した民間の予測中央値は4.0%上昇だった。

 出荷指数は4.4%上昇の90.6で、在庫指数は1.1%低下の105.2。在庫率指数は0.6%低下の126.4だった。

 製造工業生産予測調査では13年1月が2.6%上昇、2月は2.3%上昇を見込んでいる。

 併せて発表した12年10〜12月の鉱工業生産指数は前期比1.9%低下の87.8と、3四半期連続のマイナスだった。

 12年の鉱工業生産指数(原指数)は前年比0.3%低下の91.9だった。前年を下回るのは2年連続。


◇鉱工業生産 2ヶ月ぶり↑ 経産省「下げ止まりの兆し」 ワールドビジネスサテライト

 経済産業省が発表した去年の鉱工業生産指数は2ヶ月ぶりに上昇し、海外需要の回復に伴い、自動車などの生産が好調だった。今月と来月の指数でも増加すると見られている。

スタジオトーク
 鉱工業生産指数が上昇したことについて、五十嵐敬喜(たかよし)は「景気の動きを見るにはこの指数はとても便利」と述べ、「日本は非常に短い景気後退から抜け出しつつある」とコメント。


























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