■宮崎あおい 最新作で濡れ場解禁! 日刊ゲンダイ 1月12日(土)
女優の宮崎あおい(27)が、最新主演作「きいろいゾウ」(来月2日公開)で濡れ場を披露している。
西加奈子原作のベストセラー小説を映画化した作品。向井理(30)の妻役を演じる。東京から三重県の片田舎にある夫の生家へ移住し、古びた一軒家で生活する夫婦を描いた物語だが、冒頭から脱ぎっぷりがいい!
入浴中に起きたトラブルを報告しようと、湯上がりの裸のまま、居間にいる夫のところまで全力疾走し、腰から尻にかけてキュッとくびれた後ろ姿を披露する。
最初の濡れ場は開始から20分を過ぎた頃。残暑の続く夜、蚊帳の中に敷かれた布団の上で、上半身裸の2人が重なり合う。下半身こそ掛け布団で隠されているが、宮崎の上に重なった向井がムチュ、ムチュと宮崎の首筋に激しく愛撫を繰り返す。時折、宮崎の乱れた息遣いも漏れ、愉悦の表情を浮かべるのだ。
上映時間131分の間、セックスシーンはもう一度ある。うつぶせになった裸の背中を丹念になめられたあと、向かい合って濃厚なキスを繰り返す。迫真の演技を見せているのだ。
残念なことにお尻やバストトップの露出はないが、芸能界きっての清純派女優である。ブレークするきっかけとなった映画「NANA」(05年)の続編も、濡れ場が多いと出演を拒否した。宮崎に一体、何があったのか。
芸能評論家・金沢誠
ここ数年、所属事務所の看板を背負ってきましたが、最近は長谷川博己の活躍が目覚ましく、危機感を持っているのではないでしょうか。NHKで朝ドラ『純情きらり』、大河『篤姫』と立て続けに主演を張り、勢いがあったのは5年前の話。昨年出演したドラマ『ゴーイングマイホーム』が大コケし、メーンを張る映画も鳴かず飛ばずの状態が続いている。私生活でも離婚直前にV6の岡田准一との不倫が報じられ、イメージダウン。同世代の長澤まさみは映画『モテキ』でセクシーシーンを披露し返り咲きましたが、宮崎も転機を迎えているように感じます。
服を脱いで、ひと皮むけるか。