氷点下20度を下回る厳しい寒さのなか、北海道上士幌町では凍った湖の上にキノコの形をした氷が姿を現しています。
上士幌町にある人工のダム湖、糠平湖では、この時期、湖が凍結して水位が下がると、ダムを建設する際に伐採された木の切り株の上に氷の一部が残って、まるでキノコのように見えます。
上士幌町ぬかびらの11日朝の最低気温は、氷点下21度1分と平年を3度8分下回り、厳しい寒さが続いています。
この寒さで、湖にはこれまでに10個余りの「キノコ氷」が現れ、湖の水位が下がるとともに氷がきしむパチパチという音が出ていました。
地元のガイドセンターによりますと、「キノコ氷」は厳しい寒さが続けばさらに多く見られるようになり、例年だと3月いっぱいまで楽しめるということです。