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Channel: Boo-HeeのHoppingブログ
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西胆振で暴風雪 冬の停電 2万1000世帯余で続く 登別、室蘭ー北海道

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 西胆振(にしいぶり)を襲った暴風雪による室蘭、登別両市の停電は27日夜まで続き、住民たちは暗い自宅や避難所などで心細い不安な一夜を過ごした。夜に入って冷え込みが厳しくなる中、暖房は使えず、車の中で暖を取ったり、布団に入って寒さをしのぐ人も。「復旧のめどは立たないのか」。容赦なく吹き荒れた冬の嵐に市民生活は終日混乱し、いらだちや疲労もピークに達した。

「いったい何が起きているのですか。停電は、いつまで続くんですか」

 自宅で夜を過ごしていた登別市登別東町の主婦久光房江さん(75)は、不安そうに話した。ラジオも車もないため停電に関する情報が入らず、部屋の明かりは仏壇用のろうそく1本だけ。外気温が氷点下3度の午後6時、部屋の温度計は6度を指していた。「寒くて寒くて、起きていられない。困った。夕食も作れない」と話し、居間の布団に夫の英二さん(65)と、縮こまるようにもぐりこんだ。


 27日、最大瞬間風速が40メートル前後の暴風が吹いた北海道では、室蘭市や登別市などで、28日午前6時現在で2万1000世帯余りで停電が続いていて、市民生活に影響が出ています。

 27日、送電線の鉄塔が倒壊するなどした影響で停電が続いた、登別市や室蘭市などでは、北海道電力が道内のほかの地域から発電機を運んで設置を進めるなど、復旧作業を急いでいます。

 停電している世帯は徐々に減ってきていますが、北海道電力によりますと、午前6時現在、登別市でおよそ1万3300世帯、室蘭市でおよそ7200世帯など、3つの市と6つの町で合わせて2万1000世帯余りで停電が続いているということです。

 一部の地域では、仮の鉄塔を建てて送電線を接続させる作業が必要なため、全面的な復旧は遅ければ30日ごろになる見込みです。

 停電で暖房が使えない住民のために避難所も設置され、道によりますと、登別市や室蘭市など6つの市と町の合わせて20か所におよそ260人が避難しているということです。

 室蘭地方気象台によりますと、28日の日中は曇りまたは雨で、27日ほどの悪天候にはならない見込みだということです。
























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