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イスラエルとハマス、停戦合意が発効 米大統領が電話会談でイスラエル首相の決断を称賛 エジプトにも謝意

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 オバマ米大統領は21日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談し、イスラム原理主義勢力ハマスとの停戦合意を歓迎し、エジプトの仲介案を受け入れたネタニヤフ首相の決断を称賛した。ホワイトハウスが声明で発表した。

 オバマ大統領は会談で、「ロケット弾が国民に撃ち込まれる状況を、許容するよう期待される国家など存在しない」と述べ、今後もイスラエルの「自衛権」を尊重する方針を改めて強調した。また、パレスチナ自治区ガザ地区への武器密輸阻止に協力を約束し、イスラエルの対空防衛網「アイアンドーム」の強化のため、予算の増額を検討していく考えを示した。

 一方、オバマ大統領はエジプトのモルシー大統領とも電話会談し、停戦合意に導いた指導力に謝意を表明した上で、停戦の維持に向けた「緊密な連携」を確認した。モルシー大統領もオバマ大統領の果たした役割に謝意を示したという。


 エジプトのアムル外相は21日、イスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム原理主義組織「ハマス」が停戦で合意したと発表した。停戦は21日午後9時(日本時間22日午前4時)に発効した。

 アムル外相はカイロを訪問したクリントン米国務長官との会談後の共同記者会見で停戦合意を明らかにした。ただ、合意内容の詳細は不明で、イスラエル政府は現時点で停戦について言及していない。停戦で合意しても、双方とも合意内容を順守するかは不透明なのが実情だ。

 14日にイスラエルがハマス幹部を暗殺したほか、ガザへの空爆を実施。ハマスはイスラエル領内へのロケット攻撃を繰り返すなど緊張が高まっていた。エジプトと米国の両政府はイスラエルとハマスとの停戦交渉を仲介していた。


 イスラエルとイスラム原理主義組織ハマスとの停戦仲介を進めていたエジプトのアムル外相は21日、イスラエルとハマス双方が同日午後9時(日本時間22日午前4時)からの停戦に基本合意したと発表した。クリントン米国務長官との共同記者会見で明らかにした。

 14日に始まった戦闘は8日目で収束に向かう見通しとなった。イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの地上侵攻という最悪の事態は回避された。

 一方、イスラエル首相府も21日夜「ネタニヤフ首相は、エジプトの停戦案受け入れを求めるオバマ米大統領の提案に合意した」との声明を出した。

 オバマ米大統領は、ネタニヤフ首相との電話会談で、ハマスとの停戦に応じたイスラエル政府を称賛した。ホワイトハウスが発表した。

 エジプト大統領府の発表によると、合意に従いイスラエルとパレスチナの全勢力が戦闘行為を停止。また境界検問所を開き、人の移動や物流を促進する。この履行手続きは停戦発効から24時間後に着手する。

 イスラエルとハマスは直接交渉を拒否しており、停戦協議は双方とパイプを持つエジプトが仲介。地上戦が始まれば双方の犠牲者急増は避けられないため、クリントン氏や国連の潘基文事務総長が現地入りし、停戦調停を進めていた。

 イスラエルとハマスの攻撃の応酬は21日も続き、14日からの死者は計147人に達していた。

























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