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吉高由里子といると予期せぬことばかり起きて楽しかった 高良健吾、映画「横道世之介」の舞台あいさつで!

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 俳優の高良健吾さんが27日、第25回東京国際映画祭(TIFF)の特別招待作品として「TOHOシネマズ 六本木ヒルズ」(東京都港区)で先行上映された主演映画「横道世之介」(沖田修一監督、2月23日公開)の舞台あいさつに登場。

 作品内では、大学進学のために長崎から上京した18歳の純粋な青年を演じており、「(純粋さが)嫌みにならないように、狙いすぎないように演じました」。ガールフレンド役の吉高由里子(24)とは、08年公開の映画「蛇にピアス」でも共演しており、「『蛇にピアス』の時は、吉高さんとは現場でほとんどしゃべらなかったんですけど、今回は作風も明るいし、結構話す機会も増えました」とコメントした。また、「吉高さんといると予期せぬことばかり起きて楽しかった。吉高さんでないとできない間やテンションがあって」と絶賛。沖田監督も「吉高さんは迫力ある女優。よく小声で『すげえなー』ってつぶやいていました」と明かした。

 作品について沖田監督は「今まではおじさん、おばさんが出てくる映画ばかりだったので若い面々で映画を作ったら楽しいと思った」ときっかけを話した。また、沖田監督の作品には4度目の出演となる高良さんは「沖田さんと出会ったのは20歳のころ。(一般的に)映画の撮影現場はつらいというイメージが若干あるんですが、沖田組は自分が生き生きとしていられる場所。」 沖田監督の作品には4作目の出演で、「このタイミングで、主演という立場で沖田さんの作品に出られるのはでかいです。これからも、タイミングごとに監督の作品に出られれば」と先を見据えた。

 映画は、08〜09年に毎日新聞夕刊で連載された吉田修一さんの同名小説が原作。09年9月に単行本化され、10年に本屋大賞3位と第23回柴田錬三郎賞を受賞した。舞台は80年代後半、長崎の港町に生まれた主人公の横道世之介(高良さん)は18歳で大学進学のため上京した。嫌みのないずうずうしさと他人の頼みは断れないお人よしで、人がなぜか寄ってくるという性格の世之介の日常やガールフレンドの令嬢・与謝野祥子(吉高さん)ら世之介を取り巻く人々との日々を描いている。出演者はほかに池松壮亮さん、伊藤歩さん、綾野剛さん。13年2月23日公開。





























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