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橋下徹市長、週刊朝日に「僕は子供に、謝る時は週刊誌を送りつけて終わりという育て方はしていない」

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 日本維新の会代表、橋下徹大阪市長(43)が22日、「週刊朝日」への怒りを再び爆発させた。同誌は橋下氏の出自を題材にした連載の打ち切りを決め、23日発売の最新号でおわびを掲載する。だが橋下氏は「ペンの力での家族抹殺だ。僕は佐野を抹殺しに行かなきゃいけない」などと述べ、同誌や執筆者のノンフィクション作家、佐野真一氏に、掲載経緯などの説明を要求した。

 橋下徹大阪市長は22日、自身の出自に関する週刊朝日の連載を巡り、おわびが掲載された同誌が市役所に届いたことを明かし、「謝り方も知らない鬼畜集団」などと批判、公開の場で直接謝罪するよう求めた。記事を執筆したノンフィクション作家の佐野眞一氏に対しても「佐野を(社会的に)抹殺しに行かないといけない」などと激しい言葉を並べた。

 市によると、同誌を発行する朝日新聞出版の社員が22日に市職員に手渡したという。橋下氏は大阪市内で記者団に「僕は子供に、謝る時は週刊誌を送りつけて終わりという育て方はしていない」と批判。「次の記者会見に来るかどうか。そこにかかっている」と、週刊朝日と佐野氏に対し、市長記者会見で掲載経緯などを説明するようあらためて求めた。

 また、佐野氏についても「向こうはペンの力で僕(や家族)を殺しにきた。佐野を抹殺しに行かないといけない」「僕と同じくらい異常人格者だ。佐野のルーツを暴いてほしい」などと話し、記者会見やツイッターで非難を続ける考えを示した。

 連載は同誌が10月26日号で始めた「ハシシタ 奴の本性」。同誌は2回目以降の連載休止を決めている。23日発売の11月2日号では2ページにわたる「おわび」を掲載した。おわびは、河畠大四(かわばた・だいし)編集長名で「次の衆院選では、第三極として台風の目になるとも言われる政治家・橋下氏の人物像に迫ることが狙いで、差別を是認したり助長したりする意図はなかった」としながらも、「同和地区を特定するなど極めて不適切な記述を掲載した」などと謝罪している。

 しかし、橋下氏はまったく納得していない様子。週刊朝日が橋下氏の母親に取材を申し込んでいたことも明らかにし、「人間じゃない。犬猫以下だ。朝日新聞社グループは鬼畜集団だ」と怒りをあらわにした。橋下氏と朝日新聞社グループのバトルは、新展開を迎えることになりそうだ。































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